「浅田真央さん」という人 (終)   〜伝説のソチオリンピック〜 | 日常の幸せ探し…気ままにボチボチ生きようよ❣️

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こんにちは
yukikoです。ふと思った事や旅行先での思い出の写真なんかを気ままに投稿しています。
まだ初心者で試行錯誤しながらですが、たまに遊びに来てホッコリして頂けたら嬉しいです❣️


写真…時事ドットコムより引用




私はその日、

心の整理が全くつかないまま


娘の授業参観へ行った。





あのバンクーバー五輪から4年。

長い様で短かった時空を経て臨んだ

真央さんのソチ五輪ショート。



冒頭のトリプルアクセルで転倒し


その次の大技、連続ジャンプも抜けてしまい

しかもトリプルがダブルになってしまった。




それ以外はいつもの表現力で柔らかくしなやかなステップを踏んでいたが


終わった後彼女は少し首を傾げながら

リンクを一周し


いつもなら笑顔で何度も手を振る様子も

この時は見られなかった。



結果は16位。



大きな国際大会でこの様な点数を取るのは

初めてなのではないだろうか。


どう逆立ちしても


どうひいき目に見ても


金メダルどころかメダルを取る事さえ

難しい順位だ。


その時のインタビューで

彼女も「何が何だかわからない」

みたいな事を言っていた様に思う。




やっぱり

オリンピックって恐ろしい




ここで金メダル🥇取る人は本当に色んな面で揃ってないとダメなんだなぁ…とあらためて思った。



運も含めて…。




だから羽生結弦君なんて本当に凄いと思う。


彼は皆さんご存知の通り

ブッチギリの一位で金メダル🥇だった。

世界中をあの完璧な演技で虜にした上で


しかも初めてのオリンピックで…。





本当に凄い人だ。




話を真央さんに戻そう。


だが私自身はこれで楽になったというか

メダルを気にすることなく

純粋な気持ちで応援出来るなぁ…

なんて

思ってみたりした。


でも、ここまで何とか心を整理出来たのは

フリー直前になってからだ。


一ファンの私なんかでもそうなのだ


彼女の心中は計りしれない。




写真…朝日新聞デジタルより引用






そこで迎えたのが


皆さんもご存知の

あのフリーの演技だった。








……こんな事ってあるのだろうか




演技が終わったとたん、

溢れる涙を堪えきれず

天を仰ぎ


でも直ぐ

今まで見た事のない様な弾ける笑顔になった


あの伝説のソチフリー。





この話の最初に


私は彼女のジャンプを演技の時は見れないみたいな事を書いたが



あれは間違いかもしれない。


この時だけはその瞬間瞬間をちゃんとみていた。



いつもは見れないのに

この時だけは見る事が出来たのだ。



強烈だった。




彼女はノーミスで滑りきった。



「私が目指していたのは今日の様な演技です」

と後にインタビューで答えているほど


完璧な演技だった。





当時は彼女しか飛べなかったトリプルアクセルを含んだ6種類のジャンプを

全て組み込んだプログラムだった。




それを完璧に滑りきった。




前日のあのショートからの

このパーフェクトな演技。




何ということか…



オリンピックの魔物とは一体何だったんだろう。




これが「浅田真央さん」という人なのだ。






そして

終わって見ると

ショート、フリー併せて

総合6位。


メダルは叶わなかったが堂々の入賞を果たした。





いやメダルなどもうどうでもよくなっていた。



結果よりも今までの彼女の成長と

それに伴うの苦しみや葛藤も含めたそのプロセスに

私は感動し涙した。



その全てがあの演技に集約されていた



結果よりもその過程…



人生もそうかもしれない。


生きている意味など無くて…


っていうと語弊があるが、



何気ない日々の営みこそが生きている意味なのではないかと。



彼女の競技人生を見守らせてもらった中で

最後に身をもって教えてもらった様な気がした。





主要な国際大会で唯一メダルを逃したソチオリンピック。





彼女が幼き頃キラキラした目で

「オリンピックで金メダル🥇を取る事が夢」


と答えてた姿が思い出される。





でも貴方は



金メダルよりももっと尊く輝くものを

私の心に掛けてくれた。




人々の記憶から

永遠に色褪せる事のない伝説の演技と共に。




     〜終〜