葬儀屋さんになるまで。 | 元看護師、葬儀屋になって長生きしたくなった話。

元看護師、葬儀屋になって長生きしたくなった話。

10年以上頑張っていた看護師をやめて葬儀屋に転職。
時々メンズエステでも働いてるけど、そのへんにいるフツーのお母さん。
長生きなんかしたくないと思っていた、私の話です。

はじめまして。

ヤマモト ホノカと申します。

 

ブログタイトルにもある通り、私は元看護師です。

現在は葬儀社に勤務しています。

 

せっかく苦労して資格をとったのに、なぜ?

と、よく聞かれます。

動機は色々あったのですが、ひとつは、

「死にたいと思わない場所にいたい」

と思ったからです。

 

今日はそう思った経緯をお話しします。(お付き合いいただけたら嬉しいです!)

 

看護師になって10年目、離婚を経験しています。

シングルマザーになってしばらく経った頃、眠れなくなり、

それからしばらくして、朝起き上がれなくなったんです。

這いつくばるようになんとか起き上がっても、ひどい眩暈がしました。

頭痛や吐き気を伴うこともありました。

うつ病でした。

家事や仕事をいつも通りこなせる状態ではなくなり、休職。

 

この期間はとにかく嘘のように一日中ずっと寝ていました。本当に一日中。

毎日毎日、何もやる気は起きず、ただただ寝ていました。

その頃の記憶は正直曖昧です。

生きる気力など皆無でした。

でも自ら命を絶つ度胸はないし、子供たちを託せる人がいないから生きるしかない。

成人するまで見届けたら、あとは早めにお迎えがきたらいいのにな。

そんなことを考えていました。

 

1か月くらい、寝るだけの生活を送りました。

結局、看護師として勤めていた病院は退職します。

何か他の仕事をして生活しないと。

そんな少しだけ前向きな考えがもてるようになった頃に、メンズエステと出会います。

 

出勤自由。

日払い。

煩わしい人間関係はなし。

非風俗。

 

看護師という職業柄、他人の裸を見ることには抵抗がありませんでした。

以前からマッサージを受けることが好きだったので、思い切って応募。

面接を受けて即採用となったのが、約1年前の出来事です。

今でも週数回出勤しています。(現職は副業OKです)

 

精神的に落ち着いてきたので、一般企業で働きたいと思いました。

そこで目に留まった求人が、葬儀社でした。

 

誰かの人生に関わる看護師という仕事は、やりがいがありました。

葬祭業も同じく誰かの人生に関わるお仕事で、

しかも一生に一度のお別れの機会に立ち会わせていただく。

そこにいれば、また「死にたい」などと思うことなく

残りの自分の人生を大切にできるんじゃないかなあ、と

自分本位な考えではありますが、今に至ります。

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

 

𓂃𓂂𖡼.𖤣𖥧𓈒◌܀

 

このブログでは、私の日常や今までのことをゆるりと書いていこうと思っています。

文章を書くお仕事も少し、やっています。書くことの練習をさせてください。

ご依頼も受け付けております。