緑川生誕祭 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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今日は、シアターキューブリック・緑川さんの誕生日だ。
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おめでとうございます!!

去年は、『島津の疾風』大千秋楽の日で、鹿児島でお祝いをした。

一年、早いなぁ。

思えば、緑川さんと初めて会ったのは2009年6月のこと。

あれから5年以上の時間が経った。

シアターキューブリックで多くの時間をご一緒した。

それだけではなく、僕のワンマンステージ"tubbing"に二度もゲスト出演していただいた。

逆に"緑川感謝祭"というイベントにも一度ゲスト出演させていただいた。

http://s.ameblo.jp/ohnumayuuki/entry-11619336451.html

だけど、実はこれまでほとんど緑川さんと日常的な会話をしたことがない。

お芝居や劇団に関わるお話はするけど、それ以外の会話はほとんどない。

もともと、緑川さんも僕も口数の多い方ではない。

だから、二人っきりになったとしても堰を切ったように言葉の応酬が勃発するような化学変化はまず起こることはなく、さながら小津安二郎さんの映画のようになる。

要するに、沈黙が多くなる。

なので、実はまだ緑川さんという人の全貌を理解できていないような気がする。

「入団4年目なのに!?」とも思うけど、変に人となりを知ったような気になるよりは全然いいと思っている。


だけど。


「これだけは確証を持てる」ということがある。


そして、それ故に僕はシアターキューブリックに入れていただいてよかったと感謝をしていることがある。


それは。


緑川さんはキューブリックに所属するメンバーの将来に対しての責任感が強く、僕らへ大切に愛情を注いでくれていること。


メンバーが笑顔で劇団にいられるようにするために、必死で前線に立ってキューブリックを動かしてくれている。

メンバー全員をとても大切に考えてくれているのが分かるのだ。

旗揚げメンバーも新人も分け隔てることなく、メンバー全員を。

そして、その愛情はメンバーに留まることなく、キューブリックに関わってくださった方々、そしてお客さんにも注がれている。

地方公演があれば、公演後何日も現地に滞在して関係者の方々に感謝の言葉をお伝えしてまわる。

東京での公演でも、何十人もいる関係者一人一人に違う内容の感謝のメールをお送りする。

公演の大入り袋(打ち上げで関係者に対して配る袋のこと)の中には、一人一人に宛てた直筆のメッセージが入っている。


だから、「シアターキューブリックに入団してよかった」と躊躇うことなく思えるのだ。


思うような結果が出ないことも多い。

思わぬ齟齬が生じてしまうことも、時としてある。

圧倒的なカリスマ性がある、とも違うような気もする。

むしろ、どちらかというとそういうタイプではないと思う。

だけど、その愛情をひしひしと感じることができるから、緑川さんのもとに集っていることに安心するのだ。


ウチのリーダーは、「ありがとう」をきちんと伝えられる人間だ。


ウチのリーダーはね、誇るべき人間ですよ。

そんな緑川さんが旗揚げしたシアターキューブリックの未来を明るいものにしたい。

そのためにも、緑川さんには元気にこれからの一年を過ごしてもらいたい。

そう思っています。

39歳のお誕生日、おめでとうございます。