『シットアウト』を終えて。 | 大沼優記の"ぬまぶくろぐ"

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大沼優記のブログ。沼袋に関する情報を発信する地域密着型ブログ、ではありませんのであしからず。

ひゃぁ!9月になっていたことに気づかなかった!

新学期ですね。

『シットアウト』、無事に全公演終了致しました!!
お越しくださった皆様、ありがとうございました!

応援してくださった皆様、ありがとうございました!!

本当にたくさんのハッピーが詰まった公演でした。

tubbingのモットーは立ち上げてからずっと、皆さんにハッピーな時間をお届けしたいというものがありまして。

帰りの足取りが少しでも軽くなって、「また明日から頑張ろう!」と思っていただけるのを目標にしていて。

少しでもそう感じていただけていたら幸せです。

ずっとずっと言ってましたが、本当に奇跡のような座組でした。

5人のうちの一人でも欠くことのできない存在で。

一緒にいるといつも楽しくて。

稽古場でも劇場でも、笑いの尽きない時間でした。

『シットアウト』という愛らしい物語を産み出してくださったヨナさん。

何度も何度も書き直してくださり、お話は第一稿からどんどん変わっていき、最終的には別物になりました。

でも、ヨナさんが最終的に捻り出してくださった物語は、本当に素晴らしいものでした。

ヨナさんにしか書けない人間らしい愛おしさが滲み出ていて。

こうして、またヨナさんのお話に出られたこと、去年はヨナさん脚本・格さん演出のオーディションを受けていたことを考えると本当に本当に感慨深いです。

演出の格さん。

間違いなく、このお芝居の方向性を創り上げたのは格さんのお力です。

役としてそこにリアルに存在しているように見えたとしたら、それは格さんのお力の賜物でした。

人物を深く深く掘り下げるような演出。

格さんの演出だったからこそ、『シットアウト』の世界観は完成し、皆さんが登場人物を愛おしく思うことができたのだと思っています。

きっと、別の方が演出だったら、こうはならなかったでしょう。

格さんが稽古場を、そして作品をまとめてくださりました。

そして、拓馬くん。

僕も拓馬くんも、お互いに唯一無二の友だと思ってます。

彼と一緒にまたお芝居ができたこと、それは幸せ過ぎて。

最後お別れするときには涙が止まらなくなってしまいました。

拓馬くんもブログに書いてくれてました。

ぐむぐむコンビです。
稽古開始前から、「絶対に成功させよう!」と何度も言ってくれた拓馬くん。

先週のこりっちの口コミランキングが3位だったり、この公演が成功できたのは、彼の言霊のおかげかもしれません。

絶対に、またいつか共演するんだ。

そして、小玉さん。

小玉さん、すごくすごく優しくて。

イーゼルやたくさんの小道具で率先して提供に協力をしてくださりました。

稽古中もいろんな3人の写真を撮ってくださって。

はじめましてだったんですけど、「才能溢れる人は、普段の人柄も素晴らしい」ということを再認識しました!

そして、お芝居の破壊力たるや。

「それは、引っ張りだこの女優さんになるよなぁ」としみじみと感じたと同時に、僕のお誘いに応じてくださったことがすごく光栄でした!

パンフレットなどは販売できませんでしたが、僕らの姿はネット上でいつでも会うことができます。

Ustreamでは、普段の3人の感じに会えます。

稽古の休憩中も、楽屋での本番前もずっとこんな感じで談笑しっぱなしでした。

本当に素敵なチームって感じ。

毎回開演直前に米米CLUBの『浪漫飛行』を合唱したり(笑)

僕と拓馬くんの後ろで小玉さんがボディビルダーばりに、たくましい腕でポーズをとったり、それはもう笑いが尽きない舞台裏でした。

だけど、ひとたびお芝居を始めたら、みんなものすごい集中力で。

この切り替えの素晴らしさ、そして、舞台裏も舞台上でも全く別の楽しみ方のできる人たち。

最高の組み合わせでした。

YouTubeでは、『シットアウト』という作品へのみんなの感じ方を見ることができます。

本番が終わった今改めて見てみると、また違った楽しみ方ができると思います!

打ち上げでは、拓馬くんも小玉さんも「大沼優記の存在が世間に知られてないのはおかしい。もっと名前が知られててもいいはずなのに」と言ってくれたことがすごく嬉しくて。

謙虚な人間ではあるのですが、もっともっとたくさんの人に存在を知ってもらいたいし、もっともっとたくさんお芝居に出させていただきたいし、欲を言うなればTwitterのフォロワーさんがもっと増えて欲しい!(笑)

そうなれるように頑張ってはいても、現状なかなかそれが叶えられていなくて、びっくりするほどお芝居の世界では認知されてなくて、「末原拓馬、小玉久仁子の組み合わせ、気になるー!大沼優記?知らないなぁ」というのを見かける度に「んぐぐっ…!!」と悔しくて唇を噛み締める日々もありましたが、二人にそう言ってもらえたことがすごく嬉しかったです。

拓馬くんのお母さんもそう言ってくださってたみたい!


お客さんからたくさん、「tubbing、続けて欲しいです」というお声をいただきました。


座組のみんなもそう言ってくださって。

本当に本当に嬉しかったです。

『tubbing3』のときも、ゲストで出てくださった皆さんがそう言ってくれて。

激励していただけてるんだなぁと思いました。

tubbing、どういう形にするかは分からないですし、今後の予定は未定なのですが、続けていきたいと思ってます。


ただ、今回のお芝居。


めちゃくちゃ楽しかったです。


めちゃくちゃ幸せでした。


本当にありがとうございました。
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心よりの愛をこめて。


余談。

『シットアウト』の最後に電話をかける場面では、格さんの指示によりこんなスクリーンショットを撮った画面を開いて耳にあててました。
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さすが、広瀬格演出。

細部にもこだわります。