大野北少年柔道教室は、昭和62年2月相模原市柔道協会井上定雄名誉会長初め、各関係者のご尽力により公民館活動の一環として誕生いたしました。

 幼児から一般までの柔道の基本である、基礎準備運動、礼法、受身、打込、寝技乱取りと柔道を通して地域青少年健全育成と柔道愛好者の拡大を目指して父母会指導者が一丸となり地道に、一歩一歩前進するように心がけています。

 さて、大野北少年柔道教室の指導方針として、
一、基本を重視して、礼法を守り、受身、打込、乱取りから、「心」「技」「体」の修練に努める。
二、規律と礼儀作法を守り、健全な精神力を養い、強靭な身体と忍耐力、心身の鍛錬に努める。
三、柔道を通して、人格を磨き、見識を高め、世のため人の為に尽くすことを努める。

 講道館創始者嘉納治五郎先生の遺訓として「精力善用」「自他共栄」の武道精神のあるべき姿とを日々、努力精進し積み重ね継続すること、又指導者自らが模範となることが肝要である。「鍛えて、磨いて、輝いて」先人たちの教え、柔道の真髄に一歩でも近づくことが出来るように夢と希望を持ち、「素直な心」「感謝の心」を忘れずに柔道をやっていてよかったと言えるようにしたい。

 大野北少年柔道教室が今まで継承されたことは、変わらぬご支援ご尽力戴いた教育委員会、体育協会、柔道協会、各関係者の皆様に心より敬意を表すると共に発展飛躍することを目指していく所存です。皆様の変わらぬ温かいご指導ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。
(「創立20周年記念誌」より抜粋)