ビデオの件を思い出した時に、
「こんな大事なこと、すっかり忘れていたなんて?!」
と驚いた。
でも、もっと凄いことをすっかり忘れていた。
それからだいぶたってから気がついた。
つまり、ビデオのことを思い出したときには、思い出せなかった。
それは、
そもそも、なんで結婚したんだっけ?どっひゃ~ヽ(^o^)丿
私は、自分が「結婚」というものをするとはまったく思っていなかった。
関心が無かった。
どこかで、自分とはまったく関係ないことだと思っていた。
結婚して子供を産んで家族を作ってということに、まるで実感が無かった。
大学生のとき、数人集まってわいわいと話をしていたときのことだ。
結婚したら仕事はどうするか。
子供が出来たらどうするか。
いったんやめて、子供が大きくなったらまた働くのか。働けるのか。
仕事を続けるためには、どういう仕事を選んだらいいのか。熱心に話す友達を見ていて、思った。
なんで、結婚するってことが前提になってるの?
絶対に結婚するって、なんで思うの?
結婚するとは限らないよね。そう尋ねると、ひとりがこんなことを言った。
高校生のときの授業(なんの授業かは忘れた)で、結婚率みたいな円グラフがあったでしょ。
全体の8割(だったか9割だったかは忘れた)が生涯で1回は結婚するって。
それだけほとんどの人が結婚するならば、きっと自分もよほどのことが無い限り、結婚するものだって思うでしょー。私も同じグラフを見た記憶はあった。でも。
これだけほとんどの人が結婚する中でも、結婚しない1割(か2割)っていうのが確実にいる。
それならば、自分はその1割だと思う。この違いはなんなんだ(~_~;)
この真逆の反応に自分でもびっくりだったので、このときのことはよく覚えている。
別に結婚を嫌悪していたとかということもない。
ただ「私はしないな」とだけ思っていた。
理由もない。
まったく「関係無いこと」だった。
そんな私がなぜ、結婚したか。
確か20代の終わりか30代の初め。
駅ビルの中にあるカルチャーセンターの「ヨガと瞑想」というクラスに行っていた。
とてつもなくカラダの固い私が、なんでヨガのクラスに通い始めたのかはあまりよく覚えていない。
ヨガだけだとついていけないけれど、瞑想とセットになっているのなら、あまりハードでないだろうとこのクラスを選んだような気がする。
平日の夜、仕事帰りに寄るのにちょうどいい時間だった。
クラスの最中にふと気がつくと、先生の師匠にあたる人が後ろにいることがたまにあった。
最後にその方が少しお話しをされることもあった。
何ヶ月か続けるうちに、同年代だった先生とも親しくなって、その師匠にあたる方のお話会に誘われて本部に行ったりもした。(こうやって書くと、なんかあやしい勧誘ちっくだな^_^;)
マンションの1室で、集まる人も10人前後の小さな会だった。
一度だけ、ヨガ合宿というのにも参加した。(合宿と言っても、通いだったが。)
そんなこんなの距離感でヨガをなんとなく続けているときに、その方がインドで公開サマディを行うという話を聞いた。
女性では世界で初めての行で、5日間地中で瞑想をすると。
正直に言って、当時の私はさっぱり意味がわからなかった。
飲まず食わずで地下に埋められちゃっても死なないの???
5日間、ずっと座りっぱなしだったら、足腰立たなくなるよね???
といった疑問だらけ。
それでもまあ、ヨガの先生とのお付き合いというような感覚で、あまりよくわかっていないままご寄付のようなことをした。(つまりそんな大金じゃありません。)
お祈りをしていただくお布施のようなもの。
行が無事あけた、その祝福の場で祈願とともに燃やしていただける。
つきましては、願い事を書いて提出してくださいと言われた。
でも特に何も思い浮かばない。
そのころから既に、あまり何かを欲するということがない人だったので、何かとりたててお願いするようなことも考えつかなかった。
それで、ヨガの先生に聞いてみた。
どんなことをお願いすればいいんですか?
みなさんどんなことを願われるんですか?やっぱり独身の女性の場合は、結婚できますようにというのが多いかなー。いやー、私は別に結婚したいと思っていなんですけど...。それでも結局なんにも願い事が思い浮かばず、期限も迫ってきて、とりあえずまあいいっかーと。
「素晴らしい伴侶にめぐり合えますように。」と書いたような気がする。
正確な文章は忘れたが。
確か、100回紙に書いたような記憶があるなぁ。
それを封して、インドまで持って行ってもらって、お焚き上げみたいのしていただいたんですね。
火にくべているのを、後からビデオで見せていただきました。
先生が地中にいる5日間は一緒に精進もしてました。
玄米菜食で、インド時間に合わせて瞑想したり。
それでもう結末は想像ついてると思いますが。
その1年後くらいに元だんと知り合って、あっという間に「結婚」しちゃったんですね。
初めて会ったちょうど1年後に入籍しました。
それまでまったくなんにも考えていなかったのに、「結婚」しちゃったんですからね。
ふってわいたように、元だんは突然現れたんですから(~_~;)
やっぱり、なんか成就しちゃったんでしょうね。
ただのお付き合いでもいいのに、なぜか「結婚」の流れになってました。
引き寄せの法則とか、新月のアファメーションとか、思考は現実化するとか。
最近のそういうものぶっちぎりって感じで、20年前に経験してたんですね。
願い事は、100回書いたその後はもうすっかり忘れていました。
願った後は忘れる(手放す)ってこと、大事なんだなぁ。
そんないきさつがあったんだってこと、長いこと忘れてました。すっかり。
この先生のことは記憶の奥底にはあったのです。
1回目のサマディを終えてしばらくはまだ、たまにふらっとカルチャースクールのクラスに現れることもありました。
多分、そんなときに聞いた話が
これ。
いや~、それにしてもこの文章。
3年ちょっと前でもこんなにカチコチだ、自分(~_~;)
かわいいっちゃ、かわいいけど。
必死だな、オマエ、って感じ。今は凄い組織になっているみたいですが(@_@;)(ちょっとぐぐってみた)
当時はまだまだアットホームな集まりで、私は瞑想用のマントラもいただいたし、ヨガ合宿に行ったときに呼ばれてイニシエーションみたいのも受けてました。
サマディのおみやげで数珠もいただいてた。護符みたいのもあった、そういえば。
いやー、びっくり。
ホントに何も知らずに、なんだかわからないまま、受けてました。
それにしても、いろんなことは忘れるのに、瞑想のマントラって忘れないものなんだなー。
口伝で耳元でささやかれたのだけど、今でもごくたまにそのマントラを唱えることもある。
なにしろ瞑想は苦手、ひとりでやるとすぐに寝てしまう人なのだけれど、ここのところ「瞑想」ということがよく目に入ってくるってことは、1度まじめに取り組んでみる時期なのかもしれない。
いつまでたっても「女性性の癒し」の話にたどりつかないけれど、芋づる式に思い出すあれやこれや全部ひっくるめて、もう一度思い出して感じて忘れる、というプロセスを今やっているのかもしれない。