朝方、夢をみた。
とてもヘヴィな夢。
何かの浄化が行われ、夢の中で私は思わず吐いていた。
その苦しさが現実のからだの苦しさになり、その瞬間に夢から覚めた。
げほげほとセキが止まらない。
トイレに駆け込む。
そんな夢をみた原因というかきっかけはわかっている。
でも、その夢の意味はまったくわからない。
何が浄化されたのかも、さっぱりわからない。
気持ちを落ちつかせてもう一度眠ったが、起きてからもからだは重いまま。
まったく、呼吸が出来ていない。
うまく息が吸えずに苦しいなあと思う。
今日は週1回のアレクサンダー・テクニークのレッスンの日だった。
どうしよう、と思った。
何をしていいのかわからなかった。
アレクサンダーのレッスンを受けるより、うちで寝込んでいるか、何かヒーリングのセッションを緊急で受けるとかする方がいいんじゃないかと思えた。
でも、レッスンへと向かった。
とにかく、予約してあるのだから行かなくては、と思った。
寝不足なのに、電車の中で居眠りをすることすらなかった。
目的地に着くころ、ふと頭に浮かんだ。
自分のからだを信じてみよう、と。
ヒーリングとかどうしたこうした、ということではなくて、まず自分のからだを。
自分のからだで出来ること。
自分で自分に出来ること。
それを信じて、まず試してみようと思った。
うまく呼吸が出来ないこと。
息がからだに十分に入ってこないこと。
からだが縮こまって小さくなったように感じられること。
それを解消したい。
そんなふうに先生に説明した。
レッスンのあいだ、いつもと違って、なかなか自分のからだに集中できなかった。
自分のからだに起きていること、小さな変化を感じることが出来ない。
先生と会話をしていても、どこかで別のことを考えている。
それでも、からだをていねいに動かしていくと、少しずつ少しずつ、息が出来るようになっていく。
縮こまっていた肩甲骨が緩み、胸郭が広がる。
やっとやっと首筋の緊張が緩んでいく。
45分のレッスンが終了するころには、自分のからだ、を取り戻していた。
そして気がつけば、自分のこころ、も。
得体の知れない恐怖は、からだの緊張と一緒にいなくなっていた。