大野谷文化圏活性化推進委員会は、「平成29年度 常滑大野谷地域の文化遺産総合活用推進事業」を下記のように決定しました。概要を紹介します。
大野谷文化圏には中世より続く伝統地場産業の常滑焼や、近世に起源をもつ山車からくり人形・祭り囃子、矢田万歳などの伝統文化が伝えられています。伝統産業や伝統文化は後継者が不足し、次世代へと継承していくことに不安があります。これらの文化遺産を多面的に活用する事業を推進することで、広くその魅力を知ってもらい、地域活性化の一助とするものです。
Ⅰ【常滑焼体験活用事業①】(もっと知ろう! 常滑焼)
1 日 時:平成29年6月15日(木)9:00~16:00
2 場 所:フィールドワーク見学地、陶芸工房
3 事業内容
篭池古窯⇒常滑やきもの散歩道⇒昼食⇒とこなめ陶の森資料館(見学・歴史講座)
⇒陶芸工房(陶芸体験)
Ⅱ【常滑焼体験活用事業②】(とこなめ陶の森共催事業)
1 日 時:平成29年10月10日(火)10:00~16:00
2 場 所:とこなめ陶の森陶芸研究所
3 事業内容
・資料館所蔵の近世から現代にいたる陶磁器、常滑の陶芸作家の作品、陶芸体験での 作品を使って立礼茶席を設け茶会を行います。
・常滑焼について理解するための常滑焼活用講座を行います。
Ⅲ【古典の日記念「伝統文化のつどい」】
1 開催日:平成29年11月3日(金・祝)10:00~16:00
2 場 所:常滑市青海公民館
3 事業内容
(1) 芸能舞台…伝統芸能を受け継ぐ子供たちの発表などを行います。
(2) 常滑焼茶会…常滑焼の茶器・花器を披露し、野点を行います。
(3) 俳句コンテスト…広く俳句を募集し、展示・審査発表を行います。
(4) 陶と花展…常滑焼の花器等を使った創作生け花を展示します。
(5) 作品展…水彩画、水墨画、書、木の絵画、絵手紙(展示期間10/28~11/4)
○特別展示:青海中学校60年記念展示(青海中60年の歩み、青海中卒業生―誓詞、三和中・大野中・青海中の卒業アルバム、卒業文集、学校行事等の写真)を行います。