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「芸能舞台6」(尾張みやび会)
今回は、「蘭陵王」の共演をメインテーマに掲げました。「尾張みやび会」の皆さんに管弦楽平調(ひょうじょう)「越天楽」と舞楽「陵王」を披露していただきました。
![1みやび会](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/61/f2/j/t02200150_0800054713501311523.jpg?caw=800)
![2越天楽](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/f3/99/j/t02200159_0800057713501311524.jpg?caw=800)
雅楽演奏団体「尾張みやび会(え)」は、昭和45年に発足した雅楽奉仕者の育成を行っている会員20名の団体です。練習は、常滑市山方町の天理教常滑分教会での練習を月6回行っています。
主な活動は、分教会や寺社での奏楽の他、小学校での音楽の授業、国際交流での活動、老人福祉施設での訪問演奏などです。目標に「心を込めて奏楽する」を掲げ、幅広い活動を行っています。
![3舞台の様子](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/7b/5e/j/t02200152_0800055213501311527.jpg?caw=800)
![4楽器説明](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/8e/26/j/t02200161_0800058513501311526.jpg?caw=800)
越天楽(えてんらく)は雅楽の中で一番有名な曲 といわれます。その中でも、有名なのは平調(ひょうじょう)の越天楽で、めでたい時に演奏される曲とも言われます。越天楽に続いて、雅楽で使われる楽器、笙(しょう)篳篥(ひちりき)龍笛(りゅうてき)、鞨鼓(かっこ)楽太鼓(がくだいご)鉦鼓(しょうこ)楽琵琶(がくびわ)和琴(わごん)の説明がありました。
芸能舞台最後の演目は、舞楽「陵王」。管絃演奏時には蘭陵王、舞楽演奏時には陵王と言うそうです。梅榮車からくり人形戯「蘭陵王」は、舞楽「陵王」を舞う光景を表現したものです。
現在でも雅楽の『蘭陵王』として愛され演じ続けられています。
![5舞楽舞台](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/c3/31/j/t02200158_0800057413501311525.jpg?caw=800)
![6陵王登場](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/03/73/j/t02200167_0800060813501313918.jpg?caw=800)
![7陵王前](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/f8/67/j/t02200147_0800053313501313921.jpg?caw=800)
![8陵王後](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/a4/33/j/t02200147_0800053313501313922.jpg?caw=800)
身につけている衣裳は、左方裲襠(りょうとう)装束といい、 裲襠には前後に龍の刺繍が二つ施してあります。金帯を締め、きらびやかに見えます。また、龍頭を模した舞楽面を着け、桴(ばち)を携えています。
![9陵王右](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/fe/38/j/t02200147_0800053313501313919.jpg?caw=800)
![10陵王左](https://stat.ameba.jp/user_images/20151203/15/ohnodani/80/bb/j/t02200147_0800053313501313920.jpg?caw=800)
舞振りは、左方(唐楽)に属する壱越調(いちこつちょう)の一人舞で、華麗に装飾された仮面を被る勇壮華麗な走り舞です。この舞楽は、入場・当曲・退場とういう形式で構成されています。入場は、舞台に出ることから、「出手(でるて)」と呼び、逆に退場は「入手(いるて)」と呼びます。