幸せデザインコーディネーターの大野敏昭です!



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改めまして
心理カウンセラー、産業カウンセラーであり、またコーチでもある「幸せデザインコーディネーター大野敏昭」こと、TOSHIです。



私達は、口から音を発し、それを耳から受け取っています。

耳から受け取った音声は、そのまま頭の中に入り、脳がそれを処理して、
・聞き流すもの
・記憶に深く留めて置くもの
など、選別してくれています。


先日、ある方からのご相談の中で、次のような事がありました。




今日はいろいろとありがとうございました。とても参考になりました。

参考になったとの事、本当に嬉しく思います。ありがとうございます。

ところで、折角の機会なので、一つご相談してもいいでしょうか。

はい、勿論いいですよ。

実は私の部門に配属されてきた社員の事なんですけど・・・

配属されてきた社員さんなんですね。

はい、年齢は三十代で、私よりかなり若いですが、もう立派な中堅社員なんです。配属された当初からだと思うのですが、どうも気になって仕方ない事があるんです。

配属当初から気になっていた事がある、という事なのですね。

はい、それが言葉の使い方とでも言うのでしょうか、言葉の言い回しと言えばいいのでしょうか。何とも聞いていて私が違和感を覚える言い回しが多いので、こんな場合はどのように注意していったらいいか、ちょっと伺いたくて・・・

配属されてきた中堅社員さんの言葉の言い回しを注意したい、という事なんですね。具体的に伺ってもいいでしょうか。

はい、特に気になる言い回しがあって、それは業務終了後に帰る時の挨拶なんですが・・・

帰る時の挨拶ですか。

はい、普通は「お疲れ様です」って言いますよね。

ええ、社会人ならそれが普通ですよね。まさか、「ばいばい」とかは言いませんものね。

さすがにそれはないですが、実は「お疲れ様でした」って、常に言うんですよ。最初は気にもならなかったんですが、次第に耳に入るたびに、違和感を覚えるようになってきたんです。

なるほど・・・同じような意味合いの「お疲れ様」ですが、若干異なったニュアンスですものね。

私が古い人間だからそう感じるのか判らないのですが、まだ仕事を続けている仲間に「お疲れ様でした」はないだろうと思うんです。

なるほど、相手の状況を正しく受け止めていないで、自分の状況だけを考えると、「お疲れ様でした」は正しい言い回しになりますね。

そう、そこなんです。常に自分だけしか考えていないのではないか、つまり自己中心的にしか物事を見ていないのではないか、と思うんです。実際の仕事ぶりも、実は今ひとつなので、やっぱり自己中なんだと受け止めているです。



この相談者はある部門を率いるリーダーの方なのです。リーダーとして、さらに自分を高めるための一環として、いろいろと学んでいる、とても謙虚な姿勢の持ち主です。

実は体験コーチングを受けるにあたり、今まで何人かのコーチの方にお願いしてきたようでした。私については、産業カウンセラー資格を持っているという事に深い興味関心を抱いてくれたようです。

さて、「お疲れ様でした」という表現なのですが、相談者が言うようにすでに過ぎ去った出来事に対してお疲れ様を言っているように受け止める事ができます。まだ仕事をしている人が聞けば、「私はまだ仕事しているのよ、貴方は終って帰るんだろうけどね・・・」と感じられても仕方ないですよね。

今日は仕事で疲れたな・・・早く帰って一杯やろう。なんて気が焦っていれば、それは視点が未来に行きますので、挨拶するにしても、今日の仕事、本当にお疲れ様でした!となるでしょう。そうなれば、言葉としては「お疲れ様でした」が出るのも不思議じゃないですね。



ところで、今回の中堅社員さんに関してですが、帰り際の挨拶として、何と言ってもらいたいですか?

それは「お疲れ様でした」ではなくって、「お疲れ様です、お先に失礼します」という挨拶をしてもらえれば最高ですね。

そうなんですね、そのような挨拶をされている方は、他の社員さんにいるのでしょうか。

はい、ほとんどがそういう挨拶ですね。

なるほど、その中堅社員さんだけが違う、という事なんでしょうか。

まぁ平たく言ってしまえばそうなんです。

中堅社員さん、なぜそういう言い回しをするのでしょうかね。

それが判らないんです。空気が読めない、という感じもありますし・・・

ちなみに、その中堅社員さんは、どのようなお仕事経歴をお持ちなんでしょうか、技術系とか営業系とか。

根っからの技術系で、かなり職人気質な感じのある方です。

コミュニケーションは得意な方なんでしょうか?

どちらかと言えば、そう得意でないような感じです。だた、自分の信念は持っているというか、そういう意味での職人気質なところはある、という感じですね。

なるほど、もしかしてその方、異動してきた先の今いる組織の中で、何となく孤立してはいないでしょうか?

そういえば、孤立しているのかもしれません。仲良くしている同僚は少ないように見受けられますし、親しい仲間もいないように感じます。



さらに話を伺っていくと、組織の中で孤立しているような状況が何点か見受けられるという事が判明してきました。技術力を買われて中途社員として採用され、今の組織に配属されたようですが、おそらく本人にしてみれば、どこか自分の居場所を見失っているのかもしれません。そんな時に自然と口から出た挨拶が、「お疲れ様でした」という言い回しです。

今回の相談を受け、言葉の言い回しを注意するのではなく、組織の中で人の活用を考える、というアドバイスをさせて頂きました。

言葉の言い回しに違和感を感じたリーダーでしたが、思ってもいない展開になったけど、組織の活性化を見つめ直すきっかけを得られた事は大きな成果だと、大変に感激されていました。


今日も記事を読んでいただきありがとうございます。



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コーチを雇うというのは、貴方の時間を最大限に活用し、なりたい自分になるための切符を手に入れる、という事です。ただし、切符を手に入れたからあとは安心、という考え方では何も変化する事はありません。確実な行動をサポートする事がコーチにできる事であり、コーチを受ける方は、例えるのであれば自転車をこぐ人になります。自らがペダルに足を乗せ、しっかりとこぐ事でなりたい自分になる事ができます。

多くの方は、これを一人で行っています。参考となる資料を読み、それに基づいて一人で努力している事が多いのですね。一部の方のみが、コーチを雇う事で、行動を加速させ、必要な時には相談し、悩み事を確実に解決しながら一歩づつ力強く前に進んでいるのです。

私のクライアントさまは、今月時点で女性が7割、男性が3割です。年齢は二十代から六十代と幅広く、特定の層に偏っているという事はありません。ビジネスにも精通し、コーチ、カウンセラーとしての経験もある私だからこそ、安心リラックスを前面に出して行うセッションは常に高い評価を頂いています。

幸せデザインコーチ大野敏昭でした!


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