幸せデザインコーディネーターの大野敏昭です!


 2012年3月の体験コーチングを募集します 

 3月の幸せデザイン短期集中セッションを募集します 




改めまして「幸せデザインコーディネーター大野敏昭」こと、TOSHIです。




さて、今日のタイトルは 7:38:55 という比率になっています。

ご存知の方は知っている、知らない方は???ですね。

これは有名なメラビアンの法則(the rule of Mehrabian)です。

ちなみに、メラビアンはアメリカの心理学者の人名です。


実は、ある方との相談で、次のような会話がありました。



先生、実は・・・私はあまり意識していなかったのですが、人に嫌われてしまったようなんです。

まず先生は止めましょうよ、ちょっとくすぐったいですから。大野さんでいいですよ。

はい、では改めて大野さん、私、人に嫌われてしまったようなんです。で、今も少し落ちこんでいるんです。

どうして人に嫌われたと思っているのですか?

はい、先日なんですが、私の仕事の担当範囲について同僚に確認したら、かなり強い口調で「○○」と断定というか、言い切られたというか・・・とにかく強い口調で言い返されてしまって、それから何も言えなくなってしまったんです。それで、私、嫌われちゃったんだと思うんです。

そうなんでか、かなり強い口調で言われてしまった事で、嫌われたと感じられているのですね。

はい。

覚えている範囲でいいので、その時の状況を詳しく聞かせていただいても宜しいでしょうか。

え・・・あまり覚えていないのですが・・・

覚えている範囲の事で結構ですよ、些細な事でもいいので教えて頂く事はできますか。

えーーーっと・・・その同僚が忙しくしている時だったかもしれません、私としては普段通りに声をかけて聞いてみた、という感じだったんですが、それが何か刺激を与えてしまったのかもしれないです。そっけない態度で言い切られてしまっい、それが強い口調だったもので、私が萎縮してしまった事を思い出しました。



この後、ゆっくり時間をかけて思い出していったら、相手の方は忙しくしている状態であった事が判りました。それに対して本人は忙しさの中でも若干落ち着いた状態で声をかけた事で、両者のスピード感が異なり、その結果として強い口調で返答されたという事が判りました。決して嫌われたという事ではない、という事が判り、本人は安心する事ができたようです。


さて、この本人はなぜ嫌われたと信じて疑わなかったのでしょうか。


返答された時の状況にヒミツが隠されています。

まず、返答内容が一言だったという点。

そして、言葉の口調や抑揚、スピードなどがいつもよりも大きい、早かったという点。

更には、そっけない態度で応答された事で、それが威圧的な態度と受け止めた点。

これらが合わさり、私は嫌われてしまったんだ・・・と受け止めたようです。


ここでタイトルにある7:38:55の比率を思い出して下さい。

この場合、話の内容はほとんど皆無という状況ですね。ここは7に相当する部分です。

次に、口調や抑揚など、いつもとは異なっていたという点が注目されます。これが38に相当する部分です。

最後に、そっけない態度という部分、実はここが55に相当する部分となりますね。


ウィキぺディアによると、人の行動が他人にどのように影響を及ぼすかというと、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合だという事です。


この場合、そっけない態度というのが一番大きく、全体の約半分程度を占めます。さらに全体の三分の一を占めるのが耳から入る聴覚情報、つまりこの場合は口調という事になります。実はこれだけで九割以上の影響度合いがあるという事ですね。

嫌われたと思ってしまうのも、無理からぬ事かもしれません。

その後、嫌われたというのは自分が勝手に解釈したものであるという事が判りったのですが、この件がどこか心の奥底に引っかかっていて、実は今でも少しギクシャクした関係にある、という事を教えてくれました。

本人は、頭では理解していても、気持ち的に釈然としない気持ち、感情を抑えきれないと言っています。私達の心って、本当に繊細なんです。


常に前向きで頑張っていこう!
成功のために更なる改善を重ねていこう!

という考え方、アプローチも大切だと思います。でも、心の奥底に引っかかっている小さな棘のようなもの、これをキチンとケアする事も必要ですね。


私を含めて、多くの方は心の奥に棘が刺さったままになっているかもしれません。
むしろ、そうでない方を探すのが難しいかもしれませんね。

この棘が刺さっていて、日常生活に支障のない場合は何ら問題ないのですが、何かのきっかけで棘の存在に気が付き、または存在に気が付かないまでも、何か違和感や不安感、憔悴感などを感じた場合は、それを放置しないできちんと向き合ってみる勇気が時には必要です。

私は、幸せデザインの一環として、とげぬき地蔵ではないですが、心の奥底の棘を抜くお手伝いもしています。
今回は、事例の掲出許可を頂きましたので、内容に多少の脚色をして、メラビアンの法則と共にご紹介しました。

今日も記事を読んでいただきありがとうございます。



パーソナルコーチであり、産業カウンセラーでもある、幸せデザインコーディネーターの大野が定期開催している銀座サクセスキャンパスですが、3月は3回開催をします。

3月9日(金曜日)@内幸町
3月16日(金曜日)@池袋
3月27日(火曜日)@内幸町

テーマ:幸せデザインの法則

募集人数:各回最大5名まで

料金:3,000円と、各自の飲食代

それぞれ、19時から21時30分までとなります。

ここ数日のお問い合わせで、日中開催のお問い合わせを受けています。人数が集まれば、午後の時間帯に開催も可能ですので、ご希望をお知らせください。状況にもよりますが、一人開催も可能かもしれませんよ。


詳細は、こちらのページを参照ください






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 皆様からのコメント、お待ちしています。



コーチを雇うというのは、貴方の時間を最大限に活用し、なりたい自分になるための切符を手に入れる、という事です。ただし、切符を手に入れたからあとは安心、という考え方では何も変化する事はありません。確実な行動をサポートする事がコーチにできる事であり、コーチを受ける方は、例えるのであれば自転車をこぐ人になります。自らがペダルに足を乗せ、しっかりとこぐ事でなりたい自分になる事ができます。

多くの方は、これを一人で行っています。参考となる資料を読み、それに基づいて一人で努力している事が多いのですね。一部の方のみが、コーチを雇う事で、行動を加速させ、必要な時には相談し、悩み事を確実に解決しながら一歩づつ力強く前に進んでいるのです。

私のクライアントさまは、今月時点で女性が7割、男性が3割です。年齢は二十代から六十代と幅広く、特定の層に偏っているという事はありません。ビジネスにも精通し、コーチ、カウンセラーとしての経験もある私だからこそ、安心リラックスを前面に出して行うセッションは常に高い評価を頂いています。

幸せデザインコーチ大野敏昭でした!


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幸せデザインコーチ大野敏昭