幸せデザインコーチ大野敏昭です!
2011年7月の体験コーチングを募集しています。 
銀座サクセスキャンパスのご案内 
改めまして「幸せデザインコーチ大野敏昭」こと、TOSHIです。
私は、今はコーチをしていますが、その前は会社員でした。
大学を出て、コンピュータソフトウェアを開発する独立大手の会社に入社し、約10年勤務した後に、SEとして別会社に転職、コンサルタントとして外資系の会社に転職と、ITを中心にした仕事に多く携わりました。
方向転換を意識したのは、コンサルティングファーム時代です。「人」に興味が移ってきたのですが、すぐには方向転換もできず、ゆっくりとですがその方向に舵を切ってきました。
その間も、SOX法関連、新規事業開発やデューデリジェンスなど、機会を頂いて仕事の幅を増やす事ができた事は、今の私にとって財産なのです。
さて、今はコーチとして多くの方々の目標達成、願望達成など、なりたい自分になるためのお手伝いをしているのですが、そこでコンサルの時に培ったテクニックを応用した用いる事がありますので、それを一つご紹介します。
どんな私になりたいの?項目を書き出してみようか。
はい、30個くらい出ちゃったんですけど、大丈夫ですか?
問題ないですよ、でも30個もあると全部を見るのは大変ですよね、ちょっと同じグループにまとめてみましょうか。
はい、大体3つのテーマにまとまったと思います。
1.○○○○○
2.○○○○○
3.○○○○○
いいですね、大きな塊にしたら3つになったという事ですよね。じゃあ、この3つで全てかを考えてみてください。
えーっと。。。私のなりたい自分を考えると、この3つでいいように思います。
そうですか、判りました。じゃあ次ね、1つめのテーマについて細分化した項目が11個あるんですよね。これについて、重なりはありますか?それと、他に漏れているような事ってないでしょうかね。
あ、2つめと7つめの項目は同じ事を言っていますね。
じゃあ、それは一つにまとめちゃいましょう。
一つ、書き漏れている内容があるのに気が付きました。○○○○という事なんですが、これを加えておいてもいいですか。
はい、もちろんです。それを加えると、1つめのテーマについては完全分解されたと考えていいですかね。
ええ、大丈夫です。なんか、因数分解しているみたい。
さすが、数学が得意な○○さんですね、面白い表現ですね。
えへへ。
この調子で、2つめのテーマ、3つめのテーマも確認していきましょう。
はい、これは少しお時間頂いてもいいですか。重なりと漏れについて、もう少し時間をかけて、ゆっくりと考えてみたいです。
いいですよ。重なりなく、漏れもないようにしっかりと考えてみてくださいね。
はい!
とまぁ、こんな具合にコーチングの準備は進んでいきます。
ここでは、二つのテクニックが用いられています。
一つは、コーチングでよく使われる「チャンクアップ・チャンクダウン」という考え方です。
小さな塊を大きな塊に纏め上げるのがチャンクアップ、大きな塊を分解するのがチャンクダウンです。
沢山の項目が出てきた時、それを同じグループに分類していく事で、全体像を見やすくする効果を狙ったのが、先の事例です。
さて、もう一つはコンサルティングでよく使うテクニックで、「MECE」という考え方です。
これは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字をとって、ミーシーと呼びます。(ミッシーと呼ぶ方も多いですが、私はミーシーと言っています。最初に学んだ時、講師の方がミーシーと言っていたから、その言い方を踏襲しています。)
これは、「漏れなく、重なりなく」という考え方です。Wikipediaでは、相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する、とあります。なりたい自分を考えたとき、願望として様々な項目が出てきますよね。まずは一旦、全てを書き出すといいのです。自分の頭の中にある事を、全て表に出してしまおう、というような意気込みで行うと、すぐに数十個は書き出せます。
もうこれ以上は書き出せない、となったら、その項目をグルーピングします。チャンクアップですね。チャンクアップした項目は、自分の願望をまとめあげたものなのです。
さて、次に理想の自分になるために、何らかの行動計画を作る必要があります。その時は、より具体的な項目レベルに落とし込む事が必要なんです。最初に思いついた項目がそうなのですが、実はその項目は粗いんです。レベルがまちまちだったり、同じテーマの中でも重なっていたり、漏れがあったりします。それを精査する事で、自分の願望、目標がより明確化され、それを実現させつための行動計画の基になる各項目が自然に洗い出される、という事になります。
この「MECE」の考え方、実はビジネスの世界でも、しっかりと使われています。
例えば新規事業開発における市場調査などは、漏れがあっては良い結果が期待できません。そこでMECEの考え方に基づいて様々な分析手法も駆使して調査が行われるのです。
夏休み目前という方も多いかもしれません。この夏、自分を変える、新しい自分に生まれ変わる、という心意気をもって、様々なチャレンジをする方もいるかと思います。
是非とも、チャンクアップ・チャンクダウンの考え方と、MECEの考え方、これをうまく活用してみては如何でしょうか。
ご希望があれば、私が貴方だけのために、なりたい自分になるためのお手伝いをさせて頂きます。ご興味ある方は、体験コーチングをお申込みを頂くか、銀座サクセスキャンパスに足をお運び下さい。
次回の銀座サクセスキャンパスは
7月15日(金曜日) 17:00-20:00 @内幸町
7月19日(火曜日) 17:00-20:00 @新宿
で行います。
銀座サクセスキャンパスのお問い合わせ、お申込みはこちらからどうぞ!
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。皆様からのコメント、お待ちしています。
幸せデザインコーチ大野敏昭でした!
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幸せデザインコーチ大野敏昭




改めまして「幸せデザインコーチ大野敏昭」こと、TOSHIです。
私は、今はコーチをしていますが、その前は会社員でした。
大学を出て、コンピュータソフトウェアを開発する独立大手の会社に入社し、約10年勤務した後に、SEとして別会社に転職、コンサルタントとして外資系の会社に転職と、ITを中心にした仕事に多く携わりました。
方向転換を意識したのは、コンサルティングファーム時代です。「人」に興味が移ってきたのですが、すぐには方向転換もできず、ゆっくりとですがその方向に舵を切ってきました。
その間も、SOX法関連、新規事業開発やデューデリジェンスなど、機会を頂いて仕事の幅を増やす事ができた事は、今の私にとって財産なのです。
さて、今はコーチとして多くの方々の目標達成、願望達成など、なりたい自分になるためのお手伝いをしているのですが、そこでコンサルの時に培ったテクニックを応用した用いる事がありますので、それを一つご紹介します。
どんな私になりたいの?項目を書き出してみようか。
はい、30個くらい出ちゃったんですけど、大丈夫ですか?
問題ないですよ、でも30個もあると全部を見るのは大変ですよね、ちょっと同じグループにまとめてみましょうか。
はい、大体3つのテーマにまとまったと思います。
1.○○○○○
2.○○○○○
3.○○○○○
いいですね、大きな塊にしたら3つになったという事ですよね。じゃあ、この3つで全てかを考えてみてください。
えーっと。。。私のなりたい自分を考えると、この3つでいいように思います。
そうですか、判りました。じゃあ次ね、1つめのテーマについて細分化した項目が11個あるんですよね。これについて、重なりはありますか?それと、他に漏れているような事ってないでしょうかね。
あ、2つめと7つめの項目は同じ事を言っていますね。
じゃあ、それは一つにまとめちゃいましょう。
一つ、書き漏れている内容があるのに気が付きました。○○○○という事なんですが、これを加えておいてもいいですか。
はい、もちろんです。それを加えると、1つめのテーマについては完全分解されたと考えていいですかね。
ええ、大丈夫です。なんか、因数分解しているみたい。
さすが、数学が得意な○○さんですね、面白い表現ですね。
えへへ。
この調子で、2つめのテーマ、3つめのテーマも確認していきましょう。
はい、これは少しお時間頂いてもいいですか。重なりと漏れについて、もう少し時間をかけて、ゆっくりと考えてみたいです。
いいですよ。重なりなく、漏れもないようにしっかりと考えてみてくださいね。
はい!
とまぁ、こんな具合にコーチングの準備は進んでいきます。
ここでは、二つのテクニックが用いられています。
一つは、コーチングでよく使われる「チャンクアップ・チャンクダウン」という考え方です。
小さな塊を大きな塊に纏め上げるのがチャンクアップ、大きな塊を分解するのがチャンクダウンです。
沢山の項目が出てきた時、それを同じグループに分類していく事で、全体像を見やすくする効果を狙ったのが、先の事例です。
さて、もう一つはコンサルティングでよく使うテクニックで、「MECE」という考え方です。
これは「Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive」の頭文字をとって、ミーシーと呼びます。(ミッシーと呼ぶ方も多いですが、私はミーシーと言っています。最初に学んだ時、講師の方がミーシーと言っていたから、その言い方を踏襲しています。)
これは、「漏れなく、重なりなく」という考え方です。Wikipediaでは、相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」を意味する、とあります。なりたい自分を考えたとき、願望として様々な項目が出てきますよね。まずは一旦、全てを書き出すといいのです。自分の頭の中にある事を、全て表に出してしまおう、というような意気込みで行うと、すぐに数十個は書き出せます。
もうこれ以上は書き出せない、となったら、その項目をグルーピングします。チャンクアップですね。チャンクアップした項目は、自分の願望をまとめあげたものなのです。
さて、次に理想の自分になるために、何らかの行動計画を作る必要があります。その時は、より具体的な項目レベルに落とし込む事が必要なんです。最初に思いついた項目がそうなのですが、実はその項目は粗いんです。レベルがまちまちだったり、同じテーマの中でも重なっていたり、漏れがあったりします。それを精査する事で、自分の願望、目標がより明確化され、それを実現させつための行動計画の基になる各項目が自然に洗い出される、という事になります。
この「MECE」の考え方、実はビジネスの世界でも、しっかりと使われています。
例えば新規事業開発における市場調査などは、漏れがあっては良い結果が期待できません。そこでMECEの考え方に基づいて様々な分析手法も駆使して調査が行われるのです。
夏休み目前という方も多いかもしれません。この夏、自分を変える、新しい自分に生まれ変わる、という心意気をもって、様々なチャレンジをする方もいるかと思います。
是非とも、チャンクアップ・チャンクダウンの考え方と、MECEの考え方、これをうまく活用してみては如何でしょうか。
ご希望があれば、私が貴方だけのために、なりたい自分になるためのお手伝いをさせて頂きます。ご興味ある方は、体験コーチングをお申込みを頂くか、銀座サクセスキャンパスに足をお運び下さい。
次回の銀座サクセスキャンパスは
7月15日(金曜日) 17:00-20:00 @内幸町
7月19日(火曜日) 17:00-20:00 @新宿
で行います。
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