幸せデザインコーチ大野敏昭です!
2011年3月の体験コーチングを募集しています。 
改めまして「幸せデザインコーチ大野敏昭」こと、TOSHIです。
私は学生時代に吹奏楽部に所属し、ホルンを吹いていました。(ホラではありません^^)
当時のポピュラー系の譜面には、ホルンの楽譜がなく、アルトと記載された譜面があり、ホルンでその譜面を吹く事が多々ありました。
その時に問題が1点だけありました。
ホルンはF調の楽器なのですが、アルトはE♭調で書かれていたのです。つまり1音違うのです。ホルンでアルトの譜面の音のまま吹くと、音程が1音違ってしまう、という事になり、実際に吹くときは1音分を読み替えて吹いていました。今となっては懐かしい思い出です。
さて、私の長女は高校で吹奏楽部に所属してアルトサックスを吹いています。今回、ある曲の演奏にあたり、何とアルトサックスの譜面がなく、仕方なくクラリネットの譜面を吹く事になったそうです。中学の時にはクラリネットを吹いていたので、譜面は普通に読めるのですが、ここで問題が起こりました。
クラリネットはB♭調です。それに対してアルトサックスはE♭調なのです。譜面は何と5度(5音)の開きがあります。つまり、ドの音に対してソの音を吹く、という事になるのです。
※E♭クラリネットもありますが、中学の時に吹いていたのはごくごくポピュラーなB♭調のクラリネットです。
私が帰宅してから書き写した譜面を見つけ、事情を聞いたところ、クラの譜面をアルサク用に変換したとの事を教えてくれました。娘は、譜面の書き直しをしたようで、一曲分を全て写譜していました。それは丁寧に書いているので、まぁ思い入れのある譜面になった事と思いますが、その労力は大変なものだったと言っています。これも勉強の一つ、と考えれば労力も水の泡になる事はありません。
どのくらい時間がかかったかを聞いた後、
「簡単な方法で時間短縮できるんだけど、それは何か判るかな?」
と聞きましたが、なかなか返事が返ってきません。
「ドの音がソになるためには、何をしたらいい?」
と聞いても、まだピンとこないようです。
そこで、定規を持ってきてもらい、クラリネットの譜面に2本線を追加するように言いました。それを実行した娘は、目から鱗状態。
もう判りますよね、2本だけ線を追加した事で、B♭でドの音がE♭のソに変身したのです。
実際は、♯や♭の追加削除など、細かな作業はありますが、概ねこれで解決です。
たった2本の線の追加だけで事が解決する、娘は小さな感動を味わったような雰囲気でした。
私達の身の周りには、様々な出来事があります。
何か対応しなくてはいけない、と思い、思い切って正攻法で手を出したとたん、途方もない時間と労力がかかってしまう事ってありませんか?そんな時は、2本線追加で問題を短時間で解決する方法もある、という今回の事例を思い出し、あらゆる対応方法をじっくりと考えてみると良いかもしれませんよ。思わぬ方法で解決の糸口が見つかるかもしれません。
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。皆様からのコメント、お待ちしています。
幸せデザインコーチ大野敏昭でした!
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登録分野は「コーチ」、「組織・人材」、「ビジネススクール・セミナー」の三分野です。

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幸せデザインコーチ大野敏昭


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当時のポピュラー系の譜面には、ホルンの楽譜がなく、アルトと記載された譜面があり、ホルンでその譜面を吹く事が多々ありました。
その時に問題が1点だけありました。
ホルンはF調の楽器なのですが、アルトはE♭調で書かれていたのです。つまり1音違うのです。ホルンでアルトの譜面の音のまま吹くと、音程が1音違ってしまう、という事になり、実際に吹くときは1音分を読み替えて吹いていました。今となっては懐かしい思い出です。
さて、私の長女は高校で吹奏楽部に所属してアルトサックスを吹いています。今回、ある曲の演奏にあたり、何とアルトサックスの譜面がなく、仕方なくクラリネットの譜面を吹く事になったそうです。中学の時にはクラリネットを吹いていたので、譜面は普通に読めるのですが、ここで問題が起こりました。
クラリネットはB♭調です。それに対してアルトサックスはE♭調なのです。譜面は何と5度(5音)の開きがあります。つまり、ドの音に対してソの音を吹く、という事になるのです。
※E♭クラリネットもありますが、中学の時に吹いていたのはごくごくポピュラーなB♭調のクラリネットです。
私が帰宅してから書き写した譜面を見つけ、事情を聞いたところ、クラの譜面をアルサク用に変換したとの事を教えてくれました。娘は、譜面の書き直しをしたようで、一曲分を全て写譜していました。それは丁寧に書いているので、まぁ思い入れのある譜面になった事と思いますが、その労力は大変なものだったと言っています。これも勉強の一つ、と考えれば労力も水の泡になる事はありません。
どのくらい時間がかかったかを聞いた後、
「簡単な方法で時間短縮できるんだけど、それは何か判るかな?」
と聞きましたが、なかなか返事が返ってきません。
「ドの音がソになるためには、何をしたらいい?」
と聞いても、まだピンとこないようです。
そこで、定規を持ってきてもらい、クラリネットの譜面に2本線を追加するように言いました。それを実行した娘は、目から鱗状態。
もう判りますよね、2本だけ線を追加した事で、B♭でドの音がE♭のソに変身したのです。
実際は、♯や♭の追加削除など、細かな作業はありますが、概ねこれで解決です。
たった2本の線の追加だけで事が解決する、娘は小さな感動を味わったような雰囲気でした。
私達の身の周りには、様々な出来事があります。
何か対応しなくてはいけない、と思い、思い切って正攻法で手を出したとたん、途方もない時間と労力がかかってしまう事ってありませんか?そんな時は、2本線追加で問題を短時間で解決する方法もある、という今回の事例を思い出し、あらゆる対応方法をじっくりと考えてみると良いかもしれませんよ。思わぬ方法で解決の糸口が見つかるかもしれません。
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