2016.07.04 京大病院 旧産婦人科病舎 火災経過

7月1日に京大病院内にて起こった火災の経過や、放射線についてのお問い合わせを多数いただいており、
小さなお子様をお持ちの皆さまは特に心配だと思います。
地元左京区ですので、経緯をまとめます。


場所は京大病院 旧産婦人科病舎で現在は医学部の臨床校舎です。

7月1日(金)18:17出火、同18:48鎮圧、同22:00鎮火。

焼損状況は1階実験室約29平方メートル、1階廊下の一部35平方メートルになります。
京都市消防局発表。


そして皆さまが一番心配されている放射線の件ですが、出火時に京都市消防局が部屋の中を測定すると0.5μSv/h。
その後、部屋の換気後再測定すると0μSv/hに。

---追記---
※0μSv/h表記について。
今回の数値は京都市消防局が測定した機器は「電離箱式サーベイメータ」でした。
自然界には一般的に0.27μSv/h前後あり、この機器は測定時、
予めそのバックグラウンドの数値を除去した数値を表示するようです。
そのため平時の機器は0μSv/hを示しました。

行政説明の0μSv/hは機器の表示数値でしたので、0.27μSv/h前後は
あると理解していただければ幸いです。
複数名の方にご指摘受けました。ありがとうございます。
補足説明を追加しておきます。
---追記---

鎮火後、京都市消防局と京大病院が合同で測定。

廃棄プラスチック缶の焼き物の中にある瓶より16μsv/hを検出。
発生源を特定し特殊ビニール袋に入れ隔離し、出火室から放射線源を除去し、再び測定機器の標示は0μSv/hに。

他の場所からは放射線量は確認されませんでした。

さらに京都市消防局は測定活動後、現場調査した職員の防火服、防火靴等も測定しましたが放射線は検出されませんでした。


大変ご心配かと思いますが、こちらが詳しい経緯で、現在放射線等も検出されておりませんのでご安心いただければ幸いです。
ただ、何か変化がございましたらすぐ告知させていただきます。


何よりも京都市消防局の消火活動と常に危険と隣り合わせの環境を改めて痛感。
安心安全のまちづくりの一環を担う消防局に改めて、感謝と敬意を表します。

京都市会議員 大西ケンジ

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