前向き、というととても良いことのように感じますが、前だけ向いていればいいってもんでもないな、と思う今日この頃です。





昨夜のこと。

やたらと「前向き」な人々を沢山見ました。



エスカレーター。

友人同士2人並び、お喋り。

まあ、それはそれでエスカレーターの本来の乗り方には近いのですが、現実で考えるといささか迷惑です。

急いでいる様子のサラリーマンなんかがイライラしておりました。

普通ならさすがに殺気を感じそうなくらいのイライラ具合だったのですが、彼女たち、全く気付きません。

そしてこういう時に限ってエスカレーターは長い。

ちょっとした精神鍛錬のような時間を過ごすことができました。



続いて道路脇の歩道。

フェンスがあるので道路にはみ出すことが出来ません(頑張らないと)。

そこを並んで歩く女性陣3人。

何で3人横並びなのか、正直全く意味が分かりません。

でもまあ、こんなのマシな方です。

先日はちょっと広めの歩道を5人で横並びになって歩いている人たちもいました。

5人はちょっと多いだろ、とさすがに思いました。

端と端では話できんだろう?と思います。

でも何だかよく分からないが、並んで、そしてこういう人たちの定番として、だらだら歩いているんですね。

みんな前向いてはいます。

でも、正面から来た人にぶつかりそうになってたりもするところを見ると、実は前すら見えていないんじゃないか。

そんな気もします。




何となく、前向き、というのは実は表面的なことでは意味がないように感じてきました。

前を向いている、ということが重要なのではなく、より根本的な精神のあり方というか。



姿勢としての「前向き」と、人間性としての「前向き」いうのとは、少し違うのかもしれませんが、でも似たようなもんだ、という気もします。


「前を向く」、ということに心はあるのか。

目的意識はあるのかということ。

ただ姿勢だけが前を向いているというのは、行動としても正しくない気がします。

もちろん、周囲を見ない、そして時に背後を振り返らないということもそうです。




自分はどこへ向かっているのかを時に問い、

自分の周囲に気を配り、

時として過ぎ去った背後を振り返り、そこにある「存在」を確かめる。

それらを踏まえ、再び前を向き、「前方」に意識を集中する。

そんなことが、実は非常に「ノーマル」で、手堅い生き様だと思うのですが。

そしてこれが本当の意味での「前向き」さだと、僕は思います。


まあ、実際それだけのことを常に考えて生きているのかと問われれば、強く主張できない自分もいるのですが。。。




まとまりがないですが。


つまるところ、前向きというのは、ただ前向いてるだけじゃないんだよ、ということが、発見でした。




本当に前向きな人達が増えてくれたらいいな。

そうすれば、精神鍛錬がもっと少なくて済むのに。



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