『スペインの場合、無料紙の読者層の中心は、女性と低所得者層、移民層。「これまで、情報を印刷物ではなくテレビやラジオから入手してきた人たち」であり、購買力を持つ十四歳以上の国民を所得別に上・中・下の三段階に分け、さらにそのそれぞれを上、中、下の三段階に分けると、「下の上」と「下の中」に属する人々が、無料紙の主要読者層を構成しているという。「この傾向を考えると、今後、経済成長が見込まれるインド、パキスタン、中国で無料ビジネスは大成功を収めるだろう」と予測する』(稲垣 太郎 「フリーペーパーの衝撃」)
バルセロナ大学のジョルディ・ベントゥーラ教授の言の引用として。
全ての商品にはターゲットがあるということか。
イマイチだと思っていた商品が、意外な顧客から好評をいただいたり、これまで強みであると主張してきた特徴とは異なる特徴が評価されたり。
極論かもしれませんが、一般論として売れない商品というものはないのだと思います。
ビジネスモデルとして成立するのかということに懐疑の声もあったフリーペーパーが実際に世の中を席巻し、今や無料の新聞までが現れるようになっている、と。
確かに日頃から新聞を読む習慣のある人たちや、最先端の(そしてよく考慮された)ビジネス情報を得る必要のある人たちにとっては、テレビの番組情報やエンターテイメント情報を中心とした紙面は物足りないものではあるでしょう。
しかし、そこまでの情報を求めていない人たちにとっては、それで充分というのも一つの正解だと思います。
適切なターゲットに、「ちょうど」のものを提供していく。
これが重要なことなのではないかと思います。
あと、個人的には、後進国での無料紙を始めとした、低所得者層(これから所得を向上させていく、ボリュームのある人々)に向けたビジネスというのも、ほんと面白そうだな、と思います。
うーん、是非何か企画していきたいものです。
<参考図書>
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ビジネスモデルとして成立するのかということに懐疑の声もあったフリーペーパーが実際に世の中を席巻し、今や無料の新聞までが現れるようになっている、と。
確かに日頃から新聞を読む習慣のある人たちや、最先端の(そしてよく考慮された)ビジネス情報を得る必要のある人たちにとっては、テレビの番組情報やエンターテイメント情報を中心とした紙面は物足りないものではあるでしょう。
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