そういや先日5日に鳥インフルエンザに関するニュースが出てたなあ、と思い出しました。
突然ですが。
北海道別海町の野付半島でオオハクチョウの死骸から検出されたそうで。
北海道の養鶏業者さん達は真剣にビビッてるんだろうなあ、って思います。
万一飼育鶏から検出されたら・・・全羽殺処分ですもんね。
当然、巻き添えを食う、他の鶏君達も可哀そうです。
北海道の肉用鶏の年間処理数は、2900万羽程で、全国処理数の5%弱程になります。
この5%でも十分相場の波乱要因にはなりますが、近隣の岩手や青森といった大産地を合わせると、年間処理数の20%を超えてしまいます。
こう考えてみると、我々の食料基盤は本当に脆弱だなあ、と感じずにはいられません。
勿論、事件が起これば大きな価格変動が起こるという点で、我々卸にとってチャンスとなる可能性もありますが、それは非常に短期的な事です。
全体の供給量が逼迫すると、商品の調達が難しくなります。
それに価格が高騰すると、需要が冷え込んでいきます。
その瞬間は大きな利益を上げる事が出来たとしても、長い目で見れば先細りとなってしまいます。
相場の世界とはいえ、安定供給が非常に大切な時代となっているように感じています。
いざとなればどこからでも買う事が出来た時代は過ぎ去り、企業としても、社会的な要請からも、食料を確保する力の重要性が増している、そう考えています。
そんな時代だからこそ、自ら食料を生産していく事が大切だと思うのですが・・・鶏インフルエンザ等の撹乱要因も沢山あります。
予防であったり、リスク分散であったり、ただ1か所で大量に生産すれば良い、というものでもないんでしょうね。
効率性とリスクのバランス。
どちらかだけでは食料の安定供給はままなりません。
どうしていくべきなのか。
もっと議論していくべきなんでしょうね。
これは誰にとっても、他人事とはならないと思っています。