海外で和牛が売れている、との話をよく耳にします。
日本文化とともに旅立った和牛が、高所得層に嗜好品として受け入れられつつあるという事でしょうか。
その一方で、飼料高によるコストアップや、ヘルシー志向の高まりといった潮流も存在しています。
国内では高騰する人件費や人手不足に対応した低投入型の放牧畜産の取り組みが見られるなど、和牛とはまた異なった飼養形態も現われています。
もちろん、この放牧という形態がどこまで広がりを見せるのかはまだまだ未知数ですが、全国的に管理不足の山野や耕作放棄地が広がる中、食料生産という目的以外の理由によって要請が高まるのではないかと思っています。
そういった感じで、和牛と放牧牛(赤身主体)という両極の食品市場が、同時進行で拡大していくというのは、二極化していく世界と関係しているのでしょうか。
もちろん赤身を食っているから貧乏、なんて単純なものではない訳ですが。
贅沢に育てられた高級和牛を求める新興国の人々。
人間が食べられない草で育てられた赤身肉に「本来の味」や「スロー」を求める日本の人々。
どちらが勝つのか。
そもそも対立しているのか。
あるいは究極的に選択の余地はあるのか。
非常に刺激的で、面白いテーマだと思います。
とりあえず僕はどちらも好きなんですが(笑)。
僕と同じ様に、それぞれ別モノって考えてる人も多いのでしょうね。
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