週末


おしゃれをして出かける


メイクにも気合が入る



別にデートという訳でもない


友達同士で集まって、ちょっと小洒落た町の


小洒落たレストランで食事の約束だ



そんな集まりでも、普段は別に着飾って出かける様な

機会も無いあなたは、髪のブローにも気合が入る




店で


食事をしながら

一瞬幸せを感じる


それは


食べ物が美味しいというよりも


こんな小洒落た空間で


キレイに着飾って


ゆったりと


上品に食事をしている自分に

酔っているからである



こういう雰囲気が好きだと

心から思うからである



しかし



友達とのお喋りのほんの僅かな隙に


やはりあなたは思うのである


目の前にいるのが

友達ではなくて



自分の男だったら、どんなにいいだろうと


いつになったら

そういう男と2人でこういう食事ができるんだろうと





帰り道


あなたは1人で家路につきながら

思うのである



街行く人間は皆楽しそうだ


自分はこんなに気合を入れておしゃれをして

出かけてきたのに



これだけで

まっすぐ家に帰る気もしない


時間をかけてした化粧も

まだ落としたくない


あなたはひとり


ゾンビのように街を彷徨うのである


でも


行く当ても無い


あなたを呼んでくれる人もいない





あなたは泣きたくなる




おしゃれしたって見せる相手がいない


おしゃれしたって行く場所も無い




こんなにいい女が

ひとりで寂しがっているのに


世の中の男のなんと見る目の無いことか



あなたは虚しさに押しつぶされて



泣きたくなるのである



男がいない


好きになれる男がいない


あなたを愛してくれる男もいない




でも



強がって生きていかなければいけない



あなたは疲れたのである



だから



一人で




泣きたくなる





結婚できなくて


泣きたくなる





あなたの本心は


結婚できないという現実の恐怖に


毎日、絡めとられそうになりながら


必死に平常心を保とうとしている




でも



本当は


不安と


恐怖と


惨めさで




泣き出したくてたまらない






それならば



まず



思い切り泣いて



泣いて


泣いて


泣き疲れたら



眠って





目が覚めたら





根拠も無く何かに期待する気持ちは捨てて



無理に虚勢を張るような厚化粧もやめて



いい男がいないという批判はやめて



少し


一歩引いて


今までの自分を振り返ってみるとよい




あなたにとって幸せとは何か?



あなたの幸せに対する価値観そのものが



もしかしたら間違っているのではないかと

疑ってみるべきだ




間違ったものを追い続けても

いつまでたっても幸せにはなれない




泣きたくなるということは




あなたの行くべき道が


少し逸れているという



あなたの内側からの警告だからです




健闘を祈ります



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