その歳で結婚していないと負け組みとか
おまけに彼氏もいないから
この先は男に相手にされることももう無いかもしれないとか
独女とか
行き遅れとか
身の程知らずの高望みとか
世間ではあなたを形容する言葉が溢れている
残念だが
いくらあなたが優秀で仕事ができて
少し美人であっても
そんなことはすべて
結婚できない
という一言で一蹴されて終わる
だから
あなたは更に躍起になって
無理に結婚する必要は無いとか
結婚の良さが全然解らないとか
お金に困ってる訳じゃないから関係ないとか
結婚できないんじゃなくてしないだけとか
いい男って本当に少ないとか
結婚して不幸になった友達が沢山いるとか
なんだかんだ言って今の未婚の状態をなんとか
かっこうのつくように説明したがる
はっきり言おう
そんなことはどうでもいいことである
世間があなたを何と思っていようと
それをあなたが気にしようとしなかろうと
別に結婚していてもいなくても
世界は動いているし、地球は廻っている
無理に
「男には苦労して無いから放っておいて」
なんていうポーズをする必要もないし
はたまた
「自分なんて不幸の塊だ」
などと自分を卑下し過ぎる必要も全く無い
ただ
大切なことがひとつだけある
それは
あなたの傍に
寄り添っていてくれる人が
いるかどうかということである
婚活友達?
そんな傷の舐めあいのような関係でなく
親友?
その友達には、あなたよりうんと大切な家族がいるだろう
飲み仲間?
都合のいい時だけ適当に憂さを晴らすのは子供のすること
友達以上恋人未満の男?
都合のいい女として扱われているだけだろう
あなたの傍に誰がいるか?
それは、あなたの心の中に誰がいるかではない
誰かの心の中にあなたが存在しているかどうかということだ
あなたが日々ため息をついている理由は
いい条件の男がなかなかいないということではなくて
そういうことでしょう、、、
他人に何と説明しようと
人前でどう振舞おうと
そんなことはもうどうでもいい
あなたは
あなたの心の中で声を殺してシクシク泣いている
自分自身に本気で目をむけるべきだ
これまで
あなたは、あなたなりに精一杯生きてきたかもしれない
でも、今のあなたが泣いているのは
これまで培われてきた価値観や物事に対する考え方を
間違った結果なのではないか?
認めるのは怖い、、、
やり直すのも怖い、、、
あなたは毎日、無理に明るく過ごしているかもしれないが
どの男からも愛されていないというこの真実に
ひざを抱えて、ただただどうしていいか解らずうなだれている
結局は誰もいない、、、
あなたが頭の中で思っている
「こんな男がいればいい」
という理想を
追い続けたい気持ちは良くわかるが、、、
もう一度冷静になって欲しい
男を表面的な条件でしか見てない結果や
選択権は自分に有るというおごりや
別に自分は何も違っていないという強情が
誰もいない結果を招いている、、、
もし少しでも、あなたが自分を省みて
愚かさを認め、弱さをさらけ出し
素直な自分と向き合うことができたなら
それはまた、明日からの新しい活力になるだろう
今あなたは、誰かの心の中に存在していますか?