あなたはキレイに着飾ったり、念入りにメイクをしたり

いつも身だしなみを気にして暮らしている


それは、男にどう見られているかを気にしているからではなくて

常に、キレイを意識した、そういう自分でいたいからだというだろう


では


あなたは休日、どこにも出掛けず、誰とも会わないとき

家でいちいち化粧をし、お気に入りのスカートに着替え

ゆっくりと時間を掛けて髪をブローして


そんな風に過ごしているだろうか?


誰かに見られる為でなく、

いつもキレイでいることを意識した女でありたいというのなら

1人の休日にも、目いっぱいのおしゃれをするべきだ


そうでなければ、あなたの言っていることの辻褄は合わない




しかし


私個人的には、それはくだらないことだと思う


休みの日に、メイクもせず、パジャマも着替えず、ボサボサの髪で過ごしても

人間らしくていいではないか



つまり


あなたが身だしなみに気を使うのは

常に社会とか、世間とか言われる場所を意識してでのことだろう


あなたの間違いは、休みの日にだらしなく過ごしていることではなく

社会や世間という舞台の上で主役になろうとしていることだ





あなたはシンデレラになろうとしている



いい歳をして、本気で考えている


いつか、いつか、いつかと心の中で念じ


過度な期待や、周囲の人間とのくだらない見栄の張り合いに

心を囚われて



いつも


上や横にしか目がいかない





肝心なのは上や横ではなくて



あなたの足元だ



その足元をよく見るといい


今、あなたがどんな現実の上に立っているか

しっかりと把握したほうがいい






あなたはこれまで


勝ち組とか


セレブとか


そんな言葉に踊らされて

いつか本気で自分もその端の端にでもなれると思っていた




でも



人間にはそれぞれ

相応なポジションというのがある



あなたがやろうとしていることは

シンデレラの物語の中で



誰からも羨まれる姫を横目に

いつか自分も2人目のシンデレラになってやると

思っているようなものである



シンデレラは2人いらない


主役が何人もいるストーリーなんて成立しないからだ




あなたが主役になりたい気持ちは理解できる



しかし現実は、あなたのポジションは姫ではなく


あいにく、姫の身の回りを世話をするメイドだったり


お城で働くウエイトレスだったり


姫が飼っている犬の世話係だったり



自分では満足できないかもしれないが

世の中にはさまざまなポジションがあるのだから仕方ない



大金持ちや


良家の血筋や


政治家や


普通のサラリーマンや


借金まみれや


田舎育ちや




実に様々だ






あなたは社会という舞台で城に入って

社交界にでも繰り出したいのだろうが



そうできなかったとしても

憂うことはない




メイドにはメイドの家族や友達や思い出や夢があり


ウエイトレスにも


犬の世話係りにも




それぞれを主役とした物語を書けば

人の数だけストーリーが存在する



そこではいつも、あなたが主役だ






あなたがそのことに気づかない内に

あなたの人生のストーリーは益々

ハッピーエンドから遠くなっていく





王子が必ず白馬に乗っているとは限らないのだから




ステレオタイプの幸せを求めるのはさもしい、、、





いつまでも無理をしてシンデレラになろうとするのは


無理やりサイズが合わないガラスの靴に足を突っ込んで

窮屈な苦しい思いをしているのと同じこと





あなたはきちんと

あなたのストーリーを生きるべきだ




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