11月5日(土)いつものウェルカフェで3回目のOHMUSUBIの会を開催しました。
今回からことばの会は2時間になりました
ことばの会のメンバーさんは、脳卒中や神経難病により読む・書く・聞く・話すが困難な失語症の方と、舌などの運動機能の障害により話すが困難な構音障害の方々
今回は途中から皆で合流してしゃべり場を開催したので、まずは脳卒中や神経難病の後遺症について知ろう!
ということで、簡単な説明をワタクシ看護師のokikuと理学療法士、言語聴覚士の仲間でさせて頂きました
皆さん真剣な表情で資料を見ながら話しに耳を傾けてくださいまして・・・
とっても緊張~
何よりよかったなと思うのは、実際にことばの会に参加しているメンバーさんの
生の声
どんな所が困っているのか。
どんな経験をされたのか。
そんなお話を皆で聴けたことはなかなかない経験だと思うのです
言葉が出ずにいると、聞き手となる方が思い込みで話をどんどん進めて行ってしまう
言葉が出ずにいるってときは、ご本人も緊張が高くなると思うのです
そして、違うのに!と思っているところに勝手な思い込みで話を進められるとその緊張はさらに高くなり
カーっとなってしまうことだってありますよね
思いが通じず、話を聞いてももらえず勝手に進む会話のようで会話じゃないそれ・・・
聞き返して確認してみてください
もしくは、言葉が出るまで待ってみてください
でなければ、筆談という方法もありますよ
逆に、何回も聞き返すことが申し訳ないと思う方もいると思います
でも、分かった風で話を進められるよりは何度も聞き返していいそうですよ!
話しやすくするための機能訓練(リハビリ)や、話しにくい場合のコミュニケーション方法を見出し練習するのが
言語聴覚士(ST)です
言語聴覚士は、言葉、飲み込み(食べる)、高次脳機能障害(脳が部分的に損傷を受けたために起きてしまった障害:記憶力、注意力、感情のコントロールなど)に対してその方に合わせたメニューを考え機能を上げていく、または維持していくリハビリを担います
OHMUSUBIのことばの会は、STが進行役となり、ことばに悩みのある方が自由に過ごせるしゃべり場です
年齢や性別は関係なく、何だかメンバーさんの絆のようなものを最近感じています
若い方こそ、なかなか外で誰かと話す機会が少ないのかなと思うのです
進行役のSTは女性ですし、皆、気さくで優しい方々なので是非、思い切って1歩踏み出してお越しください!
こんな感じで和気あいあいです。というより真剣に資料を見ながら聞いている
もっと明るくて目を引くポスターを作らねばっ!!!!!!
あ。ことばの会のことだけで長くなってしまった。
午後に開催した聴くって楽しいシリーズの傾聴体験講座は後ほど