okikuです。
いきなりですが
「潜水服は蝶の夢を見る」
というフランスの映画をご存知ですか?
42歳の時に突然脳梗塞になり、身体の自由を奪われてしまった元ELLEの編集長のジャン=ドミニク•ボビー氏の自伝。
奇跡の自伝と言われているのですが、なぜ奇跡かというと、脳梗塞で倒れ身体も動かない、言葉も話せないボビー氏がある言語聴覚士と出会い、ある方法で意思表示ができることに気づいてもらい、その言語聴覚士のサポートを受けこの自伝が完成したからです。
言語聴覚士と出会うまでのボビー氏の生活や気持ち、想像しただけで苦しいです。
意識があるのに、思いを伝えられずにいるということは、どれだけ耐え難い苦しみなのでしょうか。
つい、私たちは、明日も今日と同じ様に、来月も、来年も生きていくことを当たり前のように考えがち。
死ぬかと思った!
な経験をしても、死ぬかと思っただけで、明日も変わらない時間を過ごすと意識は通常業務に戻ります。
もし、意識はあるのに自分では身体も動かせず、言葉も話せない状況になったら?
もしくは、意識がないままになったら?
生きる力が弱くなったら?
最期まで家で過ごしたい?
病院で過ごしたい?
延命を希望しますか?
人工呼吸器はどうしますか?
点滴や経管栄養や胃ろうは作らず自然な流れに任せたいですか?
えー、何それ?
って思いますか?
選択肢って結構あるんですよね。
縁起悪いですか?
知ることは無駄ではないと思うのです。
どんな選択肢があるのか。
まさか自分が!
と思った時に、自分で選択して過ごせればいいのですが、そうではない場合、決定するのはご家族になることがほとんどです。
潜水服は蝶の夢を見る
を観てから私は、自分がそうなったら
と考えることが増えました。
元気なうちから、もしもの時に、まさかな時に備えて自分の意思を何となくでもいいので考え準備することも有りですよ。
とお伝えしたいなと思っています。
生きる選択肢
生きる意思決定
どんなことなのか、少しずつ知ってみませんか?
仲間で話しながら進めていくと、人生観が広がりますよ。
そんなこともOHMUSUBIで私okikuが皆さんとしたいことです。