トリケミカル株の購入実績は以下の通りです。

 

日付 種類 市場 数量 単価 資産
2021年1月19日 買付 東証 100 3,305 330,500
2021年2月3日 買付 東証 100 3,195 319,500
2021年2月18日 買付 東証 100 2,760 276,000
2021年7月1日 買付 東証 300 2,100 630,000
合計     600   1,556,000
平均         2,593
 
そしてトリケミカル株の売却実績は以下の通りです。
 
日付 種類 市場 数量 市場単価 保有単価 実現利益 損益率
2023年8月22日 売付 JNX 100 2,722 2,593 12,867 5.0%
2023年8月28日 売付 Chi-X 100 2,726 2,593 13,227 5.1%
2023年9月8日 売付 東証 100 2,910 2,593 31,667 12.2%
2023年9月19日 売付 東証 100 3,055 2,593 46,167 17.8%
合計           103,927 10.0%
 

この一連の取引から学んだことは以下の通りとなります。

 
1. 株価下落局面で株を買増すのなら、下落率が30%に達するまで待つべきである
株価が3,305円から3,195円に下落した際に(下落率3.3%)、株を買い増しているが、あまりにも浅はかであった。その後、株価は大きな下落局面を迎えることなり、含み損を大きく拡大させてしまった。
 
2. 株価下落局面で株を買増すのなら、保有株の二倍以上とするべきである
株価が3,195円から2,760円まで下落した際に(下落率13.6%)、株を買増しているが、課題が二つある。
2.1. 引きつけがが甘かった
下落率が30%に到達するまで待つべきであった。

2.2. 買い増し株数が足らなかった

保有株200株に対して、100株しか購入をしなかったため、一株当たりの購入コストが期待通りに下がらなかった。小学校低学年の算数の問題であるが、その当時は、周りの状況が全く見えていなかった。

 

3. 株取引において、最も重要なのはメンタル制御である

株価が2,760円から2,100円まで下落した際に(下落率23.9%)、株を買増しているが、その後、株価は1,913円(2023年の年初来安値)まで下落することになった。株価下落局面における、株の買い増しで一株当たりの購入コストは下がったが、保有株数が増えることにより含み損が更に拡大し、精神を冷静に保つのに苦労した。

 

4. PERが20を超えている株は要注意である

2021年1月19日に100株購入した際に、すでにPERは20を超えていた。半導体銘柄とはいえ、PERが20を超えている場合は要注意である。

 

5. 株価が回復するには2年以上かかる

2021年1月19日の株価が3,305円。2023年10月6日の株価が3,005円。現時点において、未だに当時の株価を回復することが出来ていない。下落局面における、株の買い増しで、何とか収支の帳尻を合わせることが出来たが、決して褒められたものではない。