千葉県柏市は、人口が40万人を超える首都東京の衛星都市で、駅前もたいへんな賑わいを見せています。


その柏市にまで放射能汚染の影響を受けていて、市が運営する運動場の除染について市役所の人たちと話合いました。福島第一原発から柏市までかなりの距離がありますが、それでも事故当時の風向きがこれら関東各地にも甚大な影響を与えたようです。


これまでの環境汚染とは違い、セシウムなど放射能による汚染物質は広範囲に至るところに吸着し、しかもなかなかそれが剥がれないたいへんやっかいなものであることはこのブログでも何度ともなく書いてきました。


これまで、福島県に6回足を運び、放射能問題や除染について現地の方々といろいろな話をしてきました。大切なことは、放射能については情緒的なものを廃し科学的な視点でしっかりと議論し、冷静に対応する事だと思います。


しかしながら、昨日、滋賀県草津市で開催された大学研究者の福島訪問の報告会に行きましたが、参加者の意見を聞いて唖然としました。この国難について団結し対処すべきであるのに、あまりにも現場知らず、他人事、評論家風の論調で、いつからこんな国民が多くなってしまったのでしょうか。



“自称滋賀のヨン様”の捲土重来リスコミブログ