前回の続き

対向列車到着から10分位して、
突如対向列車の電気が消え、乗客達が降りてきました。
最悪の事態が頭をよぎる中こんなアナウンスが流れました。

「現在、線路に一定量以上の雨水か染み込みましたため、
亀山駅から柘植駅間で運転を見合わせています。

……終わったー(。´・ω・)
(ちなみに対向列車は運転打ち切り)


一時は草津線を折り返して、東海道線から京都方面へ向かうことも考えましたが、
JR西日本の列車位置情報アプリによると、
亀山駅と柘植駅の間の加太駅に列車があるようなので少し待ってみることにしました。


約30分後……(´Д`)ヒマダナ

ようやく駅近くの踏切の警報機が鳴り出し、ゆっくりと列車が入ってきました。

多分JR西のお家芸(笑)の必殺徐行をしていたのか、1駅間に20分程かけて来たようです。


遅れているため乗客の乗り降りが完了し次第直ぐに発車しました。


関西本線

柘植8時21分~加茂9時41分

約40分遅れ

(※画像は後に加茂駅で撮ったもの)

柘植駅を出発してしばらくの間は、田園風景の中を走ります。
写真は撮り忘れましたが、伊賀市には関西人には馴染み深い「みっくちゅじゅーちゅ」や「伊賀の天然水強炭酸水」を販売するサンガリアの伊賀工場、上野工場、柘植工場、壬生野工場があり、多くの工場が車窓から見えます。


忍者のラッピングの車両が有名で、伊賀市の市街地を通る伊賀鉄道の乗り換え駅の伊賀上野駅では、
住民と見られる乗客が数人降りていきました。


伊賀上野駅をすぎると、車窓の景色が一変し、山地の中を流れる木津川に沿って走って行きます。

中でも月ヶ瀬口駅は築堤上にあるローカル線では珍しい駅で眺めがよくなっています。


グーグルマップを見ていると、 
月ヶ瀬口駅の隣の大河原駅の対岸に、北海道という地区を見つけましたw



⬆少し右側が北海道地区

景色が開け、マンションが現れ始めると、関西本線の非電化区間と電化区間(大和路線)の境界駅の加茂駅に到着です。


次に大和路線の列車に1駅間だけ乗車します。
接続待ちをしていたのか乗り換え時間は5分程度でした。

大和路線
加茂駅10時13分~木津駅10時19分


ちなみに間違いやすいですが木津駅と加茂駅は
奈良県ではなくギリギリ京都府にあります。
ただ、駅前のバス停には奈良交通のバスが停まっていました。


5分ほどで大和路線、奈良線、東西線(学研都市線)
の3路線が集まるターミナル駅木津駅に到着しました。
奈良市にも近く、京都や大阪へ向かう列車が発着する駅のため、乗客はそこそこ多く、駅前には新しめの住宅街が広がっていました。


次回へ続く