1373手付座礼「茶の湯の歴史212」*茶の歴史212 | Souki一観一楽有難うの茶の湯ブログ

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教えることが天性と思い、茶の湯関係(点前、茶の湯教科、お茶事、茶の湯の陶磁器、茶杓の実技)を54年間、NHK文化センター大阪、神戸、名古屋などで1999年から延べ4万5千人の方々に茶の湯の極意をお伝えして、2022年4月からオンラインZOOMライブ入門講座を開講中。一茶一楽

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本日は九月九日重陽の節句で、また、旧暦のこの時季は菊が咲く頃なので、菊の節句とも呼ばれておりました。

そのため、菊を飾ったり、菊の花に着せ綿をして露を滲みこませて身体を拭ったり、菊花を浮かべた菊花酒を酌み交わしたりするのですね。

ご存知だとは思いますが、陰陽道では、陽数の極である九が重なる日であることから「重陽」と呼ばれていたのですね。

陽数の奇数の重なる月日は陽の気が強すぎるため不吉とされまして、それを払う行事として五節句が行なわれていたのですね。

その後、陽の重なりを吉祥とすることになりまして、祝い事となったものなのですね。

さて、話を戻しまして、今の手を付く座礼が、もともと奈良時代の冠位十二階の公家の所作からか、仏教の戒律の僧侶の所作からかは分かりませんが、平安時代後期の武家の所作に影響を与えたことは間違いないようでございます。

もちろんその後、禅の所作が鎌倉時代以降、武家の所作に多大な影響を与えたことは間違いありません。

やはり、もっと古く、掌を付いていたのか拳を付いていたのか分かりませんが、律と令が定められた頃、奈良時代まで遡ると思いますね。


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