旧家探訪「茶の湯の歴史527」茶の歴史527 | Souki一観一楽有難うの茶の湯ブログ

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教えることが天性と思い、茶の湯関係(点前、茶の湯教科、お茶事、茶の湯の陶磁器、茶杓の実技)を54年間、NHK文化センター大阪、神戸、名古屋などで1999年から延べ4万5千人の方々に茶の湯の極意をお伝えして、2022年4月からオンラインZOOMライブ入門講座を開講中。一茶一楽

               

関西から帰って参りまして、直ぐに熊谷の弟子の所で、「茶の湯の歴史と文化」と「茶道具の美」の講座がございまして参りました。七月と八月はお休みして今度は九月に参ります。

さて、今回は名古屋、大阪、神戸、それに広島におきまして、「茶の湯の歴史と文化」の講座で「茶の湯とは」と題しまして、その基本についてお話しさせて戴きました。

そして、高松、徳島、広島のおきましては「茶道具の美」の講座で、「花入」のお話しをさせて戴きました。「花入」の「真行草」はもちろんのこと、「花」の「真行草」、「花の入れ方」の「真行草」、「敷板」の「真行草」について詳細にお話しさせて戴きました。

広島ではさらに、「茶杓削り」の講座を始めて行いまして、口伝秘伝のお話しを致しまして好評を得ました。お蔭様で来月も行うことになりました。今度は初心者向けではなくて中級者向けの「茶杓削り」の講座を行います。是非お出まし下さい。

なお、広島では「名陶の美」の講座で「唐津」につきまして、その歴史と発展、その種類につきまして、詳細に解説致しました。

もうひとつ、「山上宗二記」の講読会も広島で行いまして、盆石など飾り物について解説させて戴きました。「山上宗二記」は利休時代の武野紹鷗について書かれた書物でして、茶の湯にとっては大変重要なモノですから、是非一度はお読み下さい。

さて、名古屋では昭和美術館で「青の焼物」で、数は少なかったのですが、青磁と染付の大変良いものを拝見させて戴きました。また、泉屋博古館美術館では古筆の数々を拝見させて戴きました。ありがたいことです。

今回も前回同様、素晴らしい昭和初期の建物を拝見できました。それは「瑠璃光院」という大原に行く途中の八瀬にあります数寄屋造りの寺院です。もともと別荘として一万二千坪の敷地に建てられた日本庭園と茶室を有する素晴らしい建物でした。

黄昏の中を、ゆっくりと二階から一階、その下の茶室へと、人々が一人減り二人減りと、お庭に黒いベールがかかって行く様を二階から、そして一階から眺めながら、最後までじっくりと堪能させて戴きまして、京都をあとに致しました。


お付き合い戴き、ご講読戴きましたことに感謝致します。

ご希望で全部お読みになりたい方は友人・ファン登録をお勧め致します。

◎第二火曜日から第四金曜日に変わるNHK文化センター広島(082-242-1151)で、午前11時時より「茶道具の美」、午後4時より「茶の湯を学ぶ」、午後6時半より「名陶の美」の講座をさせて戴いております。

同じ日の広島で2時50分から3時50分まで自主講座として「山上宗二記」の講読会もしております。

★第四月曜日12時半からはNHK文化センター名古屋(052-952-7330)で、

第四火曜日10時半はNHK文化センター神戸(078-360-6198)で、

第四水曜日10時はNHK文化センター梅田(066-367-0880)で、
4月から「お茶と茶の湯の歴史と文化ー茶の湯を深く知るために」と題しまして映像を観ながらお話しさせて戴きます。

★四木曜日10時はNHK文化センター高松(087‐823‐6677)にて、「茶道具の美」と題しましてお話しさせて戴いております。

第四木曜日午後は徳島新聞カルチャーそごう教室(088‐611‐3355)におきまして、3時から「茶道具の美」と題しまして映像を観ながらお話しさせて戴きます。

どうぞ、ご参加下さい。

★各講座の詳細はどうぞお気軽に上記にお問合せ下さい。

どうぞ宜しくお願い致します。

ではまた。