全日本のブロック準決勝・決勝とPK戦のレフリーをしました。手順がよくわからないという声を聴きましたので、再確認の意味も込めて書きます。詳しくは競技規則にありますが、ポイントは試合終了後、引き分けだった旨を伝えるためにセンターサークルに集める。少年では順番を決めるためにベンチに戻すことが多いが、本来、給水やコーチングは禁止。主審はどちらのゴールを使用するか決め、選手を集め、キャプテン同士でコイントス。勝った方が先攻後攻を決める。キッカーは退場者がいた場合、同じ人数にする。2審がメンバー管理、3審がゴールの確認。主審がキックのポイントとキーパーの飛び出しを確認し、3審は飛び出しのジャッジはしません。(ゲーム中のPKはレフリーがキッカー以外の飛び出しを見るため、ARがキーパーの飛び出しをみますが、PK戦はレフリーが見れるのでレフリーマターです。)となっています。参考までに競技規則も引用します。


(以下引用)

ペナルティーマークからのキック進め方
  主審は、キックを行うゴールを選ぶ。
  主審はコインをトスし、トスに勝った主将のチームが先にけるか後にけるかを決める。
  主審は、行われたキックの記録をつける。
  次の条件に従って、両チームが5 本ずつのキックを行う。
  キックは、両チーム交互に行われる。
  両チームが5 本のキックを行う以前に他方が5 本のキックを行ってもあげることができない得点を一方のチームがあげた場合、以後のキックは行われない。
  5 本ずつのキックを行ったのち両チームの得点が同じ場合は、同数のキックで一方のチームが他方より多く得点するまで、交互の順序を変えることなく、キックは続けられる。
  ペナルティーマークからのキックの進行中にゴールキーパーが負傷してゴールキーパーとしてのプレーが続けられなくなったとき、そのチームが競技会規定に定められた最大数の交代を完了していない場合であれば、氏名を届けられている交代要員と交代することができる。
  上記の例外を除いて、延長戦のある場合はそれを含めて、試合終了時にフィールドにいた競技者のみにペナルティーマークからのキックを行う資格が与えられる。試合またはホームアンドアウェーの対戦の勝者を決定する方法53
その他
  それぞれのキックは異なる競技者によって行われ、資格あるすべての競技者がキックを行わなければならず、その後はいずれの競技者でも2 本目のキックを行うことができる。
  資格のある競技者は、ペナルティーマークからのキックの進行中にいつでもゴールキーパーと入れ替わることができる。
  ペナルティーマークからのキックの進行中、資格のある競技者と審判員のみがフィー
ルドの中にいることができる。
  キッカーと両ゴールキーパー以外、すべての競技者は、センターサークルの中にいなければならない。
  キッカー側のゴールキーパーは、フィールドの中で、キックの行われているペナルティーエリアの外で、ゴールラインとペナルティーエリアの境界線との交点のゴールライン上にいなければならない。
  他に規定されていない限り、競技規則または国際評議会の決定の関係諸条項がペナル
ティーマークからのキックが行われるときにも適用される。
  試合が終了し、ペナルティーマークからのキックを行う前に、一方のチームの競技者数が相手チームより多い場合、競技者のより多いチームは相手競技者数と等しくなるように競技者数を減らさなければならない。

チームの主将は、除外するそれぞれの競技者の氏名と、背番号を主審に通知しなければならない。これによって除外された競技者は、ペナルティーマークからのキックに参加することができない。
  ペナルティーマークからのキックを開始する前に、主審はセンターサークル内に両チームの同数の競技者がとどまっていることを確かめなければならず、これらの競技者がキックを行うことになる。

技術委員会から発表された指導マニュアル(指導者の理念、目安)を公開します。文字数が多く、かなり分割しないと上がらないので、直リンクを張ります。それぞれダウンロードするか表示して確認して下さい。


(指導者マニュアル)

http://members.jcom.home.ne.jp/shu-net/Rinen.doc


(指導の目安)

http://members.jcom.home.ne.jp/shu-net/Meyasu.xls


技術委員長の言葉通り、原案ですのでツリー形式でコメントをお願いします。



今回は軽い話題を。


会場設営の際、ホームはどちらに作る?

⇒ メインスタンド(少年では本部がある方)から見て左側。右側は2審が目の前を走るので、何も障害なく指示できるサイド。


グランドに入っての挨拶

⇒ 5M程度入って挨拶。左のチームから握手。キャプテンを残して握手をしてからコイントス。この時に本部、メインスタンドにお尻を向けることがないように。たまに見受けます。サイドとボールを決めたら、また握手。握手が多くてしつこくなるので、私はコイントスの前の握手は省略しています。


ゲーム終了時

⇒ グランドを出るまで審判はゲームをコントロールするので、選手より先にグランドを離れない。


ゴール後

⇒ ゴールが決まった後、センターサークルに戻るまで、勝っているチームが遅延行為をしたり、負けているチームがボールを奪うなどのトラブルが発生しやすいので、ゴールに背を向けてブッキングに集中しないように。


距離確認

⇒ FKの距離は確認しますが、CKやスローインの距離は見落としがちです。気をつけなければなりません。


重たいテーマは別の機会に書きます。 

少年委員会の通達に関して、JFAの通達を引用します。


http://www.jfa.or.jp/match/rules/pdf/shirt.pdf


3月3日から適用されていたんですね。ユニフォームの上をシャツは違和感ないけれど、ジャージって言うんですね。


個人的にはジュニア世代はユニフォームを中に入れた方が「見た目」的にも良いし、結構大き目のシャツを着てる子もいますので、パンツが見えないと言うのもだらしなく感じますね。


爪も装身具でミサンガ、指輪が禁止であることと同じように、長い爪の危険性を考慮して、ジュニア世代は禁止でも良いと思うのですが。


ルールに書いてないことはしないのではなく、通達が変更になったと正しく説明して欲しいとは思いました。

Facebookで知った一冊です。まだ、読みかけですが、中野雄二総監督のコメントは面白いです。攻撃重視のサッカースタイルで、守備重視の戦略だと先制された1点がとてつもなく重いけれど、攻撃重視であれば、1点ぐらいと言う気持ちになれるとあったり、デフェンスをさぼる理由も、好きなことであれば、世のオヤジが疲れていてもゴルフや釣りをするように体が動くけれど、嫌いなものだと頑張れない。サッカーも同じでやらされている感が強いと走れない。守備の必要性を理解しないと動かないとありました。動くことを強制するのではなく、理解させることにコーチも時間を割くべきでしょうね。


まだ、読みかけですので、キチンとした結論は後ほど書きますが、自分の考えに一番近い一言を。「ボールがあるところないところに関係なく、全てのポジションにいる人間が向かい合った相手を上回る動きと判断ができていれば勝率は極限まで高まるはずです。」個の判断力と運動量を高め、フィールドにいる選手が全員高い意識を持つことで、勝利は見えてくる。当たり前のことですが、これを高いレベルで実践して結果を残していることは素晴らしいと思います。読み終えたら貸し出し用に提供します。

まずはゴールキックのシグナルですが、グランド上または空中にかかわらずボールがゴールラインまたはタッチラインを完全に越えたことが「明らかなとき」は、主審は笛を吹かずに再開の方向を指示します。


しかし、ボールがゴールラインまたはタッチラインを越えたのを主審は確認したが、競技者などから見てはっきりしない場合、笛を吹きます。例えば、一度ラインを越えたが、その後フィールドに戻ったときなどです。


得点を認める場合も同様で、ボール全体がゴールラインを明らかに越えていれば、主審は笛を吹きません。他方、ボールが一度ゴールラインを越えたが、その後フィールド内に戻って、競技者がプレーを続けようとしている場合は、主審はプレーを停止するために笛を吹きます。原則は笛を吹かない。微妙なときは笛を吹くと覚えておけば良いと思います。


それでは、レフリーはゴールを認めた後、試合再開まで何に注意してセンターサークルに戻るでしょうか?正解は、ゴール後、ボールを運ぶ過程を確認することです。負けているチームがボールを強引に奪い、トラブルになることがあります。そのようなシーンを見逃さないために、背中を向けて、記録をとるより、ボールを注視しなければなりません。


大越のコーチでも景気良く笛を吹くコーチがいますが、原則は覚えておきましょう。

インフルエンザ及び本業多忙のため、更新が遅れました事務局です。

更新の第一弾は、日本経済新聞夕刊に掲載されていた柏のレアンドロ・ドミンゲスのインタビューを引用します。トッププレーヤーの凄さがわかると思います。


まず、プレーとして心がけているのは、「相手を崩すには主導権を握ることが一番大切」だからこそ、「最初のボールタッチに神経を使っている」とあります。当たり前のことですが、「余計なことはせず、2タッチ目でパスでもドリブルでもシュートでも選択できるようにするのが理想」とあり、次のプレーを読むだけでなく、そのときにどのような状況であっても、多くの選択肢からプレーを選べるように考えていることがわかります。


また、ポジショニングに対しては、「込み入った所には入らないようにしている」と言っており、身を置くのは浮いたポジションだと書いてあります。この絶妙なポジションについて、同僚のFW北島秀明の解説は「相手がみんなで『誰が付くの?』『オレじゃないよな』と戸惑うところに立っているんです」とあります。常に頭を働かせ、自分が生きるポジションを探していることがわかると思います。


日本の寄せが速いサッカーに対してアジャストするために、判断の速さとファーストタッチの正確さを気にしているとのこと。レベルは違っても、少年サッカーにも通じるものがあると思います。

現在管理人wが所有している書籍・DVDは、


1.トレーニング系

・U12、U14ナショナルトレセンDVD

・JFAアカデミートレーニングDVD

・ランニングドリルDVD


2.バルセロナ

・史上最強バルセロナ 世界最高の育成メソッド(ジョアン・サルバンス)

・バルサ流トレーニングメソッド(村松尚登)

・ジュニアサッカー年代の考えるサッカートレーニング


3.GK

・ゴールキーパーバイブル(加藤好男)

・GKコーチング(小島伸幸)

・サッカー守備 DF&GK練習メニュー100


他にもJFA推薦、レフリーの苦悩を描いた映画「レフリー」のDVDなどがあります。


希望者があれば貸し出しますので、グランドで声をかけてください。

競技規則の表現は、


競技者が次の7 項目の反則を不用意に、無謀にまたは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
  相手競技者をける、またはけろうとする。
  相手競技者をつまずかせる、またはつまずかせようとする。
  相手競技者に飛びかかる。
  相手競技者をチャージする。
  相手競技者を打つ、または打とうとする。
  相手競技者を押す。
  相手競技者にタックルする。


次の3 項目の反則を犯した場合も、直接フリーキックが相手チームに与えられる。
  相手競技者を抑える。
  相手競技者につばを吐く。
  ボールを意図的に手または腕で扱う(ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内にあるボールを扱う場合を除く)。


とあります。どこが違うのでしょうか。上記7項目は程度が問われていて、主審が“不用意に”、“無謀に”、“過剰な力で”行ったと判断したものを反則とします。それに対して他の3項目は、反則の事実を主審が確認した際に適用されます。例えばですが、ホールディングは“不用意に”、“無謀に”、“過剰な力で”行ったことが判断基準ではなく、事実があったときに笛を吹かなければなりません。


逆に程度が問われる7項目については、プレーにどの程度影響があったのかしっかりと見極める必要があります。押したとしても、相手のプレーに影響がなければ採用しませんし、ただ程度が軽くても繰り返しファウルがあれば、”繰り返し競技規則に違反する”でイエローカードの対象になります。もちろん、度が過ぎるファウルもカードの対象になります。


ファウルを採用したが、アドバンテージを適用する場合の意思表示も必要です。反則はあったが、有利な状況だったので流したことと、ノーリアクションであれば、今のプレーはファイルでなかったと競技者に思わせてしまいます。試合が荒れる理由にもなるので、ファイルはあったことは伝える必要があります。

スローインの進め方については、競技規則(第15条)に「ボールを投げ入れるとき、スローアーはボールがフィールドから出た地点から投げる」とあり、スローアー(ボールを投げ入れる人)は、①概ねボールが出た場所から ②フィールドに面して ③両足をタッチライン上かタッチラインの外のグランドにつけて ④両手で ⑤頭の後方から頭上を通してボールをフィールド内に投げ入れます。

ボールが出た地点より前で投げ入れた場合だけでなく、後方からであっても、ボールが出た地点から離れた場所から投げ入れることは認められません。


頭を通すの判断やラインを越えてスローする見極めが難しいかもしれません。また、ファウルスローをしたのに、ポイントを戻してアゲインにするレフリーもいます。違反ですので、相手側のスローインで再開が正しいジャッジです。