お墓に宗教性、必要かどうか?
業界紙の「月刊石材」と言う雑誌に連載されている
奈良の池渕石材工業㈱の池渕良博さんが執筆されている
「ブッチモのぶろぐ」。
毎回、楽しみにしているんですが、
今回もためになる、いい問題提起された内容でした。
「お墓に宗教性は必要か、必要ないか」と言うテーマ。
私は今まで、どちらかと言えば、必要ないんじゃないか、と言う
スタンスだったんですが、
今回の記事を読んで、なるほどな~~と
感じました。
石像物で長く残っているものはほとんどが
宗教的に価値のあるもの。
石仏しかり、石像しかり。
そして、お墓も
宗教性を持つことによって、
長く大切にしていただける。
そういう価値がないお墓なら、
建てた人がいなくなれば、
その価値もなくなり、
取り壊される運命となる。
なるほど。
今まで何度も何度も、同じことを池渕さん初め
たくさんの方から教えていただいてきたはずなんですが、
今回、この記事で初めて、
ストンと腑に落ちた気がしました。
いろいろな意味で
きっかけになりそうです。
ありがとうございました。