生きる証と生きた証【書き下ろし詩】靴の底磨り減らしては走ってく輝く空を瞳に写し流る雲行方は知らず身を委ね形を変えて消えて無くなる足跡は風が拐って髪揺らし私の視線時に惑わす生きてる時間実感し自覚するのは胸の鼓動がドクドク音を鳴らし続けて響くから視界に写る世界広がり可憐に咲いた花が耳打ちさぁ行きなされまず一歩先が見えぬ不安はあれど先に見える光はあるのだ軽く手を握りしめたら勇気の足跡付けていけ