靴の底磨り減らしては
走ってく
輝く空を瞳に写し

流る雲行方は知らず
身を委ね
形を変えて消えて無くなる

足跡は風が拐って
髪揺らし
私の視線時に惑わす

生きてる時間
実感し自覚するのは
胸の鼓動がドクドク音を
鳴らし続けて響くから

視界に写る世界広がり
可憐に咲いた花が耳打ち
さぁ行きなされ
まず一歩

先が見えぬ不安はあれど
先に見える光はあるのだ

軽く手を握りしめたら
勇気の足跡付けていけ