偶然に再会し、私に呪いをかけられた同級生 夫クン だが、
再々会の時がやって来る。
会社帰り、いつものようにボーっと歩いていた。
早く家に帰って座りたいな~・・・。
駅から7分、家の手前 最後の信号の前で声をかけられた。
「久し振りっ!」
そこにはスクーターで信号待ちをしている同級生 夫クン。
「ああ・・・」
「あっ、そうだ!今度スキーに行かない?」
「あ、ああ・・」
「信号が変わった。じゃあね、連絡するよ」
ε=ε=ε=ε=ε=(o  ̄ー ̄)oブーン
疲れ切った私に爽やかな風を残し、
手を振って行ってしまった。
あのう・・・・
同級生の社交辞令くらいに思っていたんだけど、
数日後 律儀にも電話がかかってきた。
「来週、仲間達とスキーに行く予定なんだけど、行く?」
「う~ん、どうしようかな?
だってスキー板、会社だからさあ」
「いいよ、じゃあ、車で会社まで取りに行ってあげるよ」
「悪いから良いよ。持って帰るから( ̄Д ̄;;」
「良いって、ワックスも塗ってやるよ」
まあいっか、同級生だし
と思って好意に甘えた。
とにかく、その頃の印象といえば、
親切だなぁ・・・くらいのもの。
しかも同級生 夫クンは畳みかけるように親切してくれる。
その度に私は、
あの意地悪な同級生も大人になったんだな~とか、
大人になれば優しくなるんだぁ!!?とか思うだけ
でも私、本当に鈍感で、バカが付くくらい鈍感で・・・。
実際つけてみたら 鈍感バカ?
鈍感バカは、同級生に告白されるまでは
本当に単純に
親切な人だ~(● ̄  ̄●)ボォ----
と思ってるだけだった。
いざ告白される頃には、親切に甘えすぎてて、
断るなんてとても出来ない状況になってる。
しかも、この追いつめ作戦をかけられるのは、
男の人と付き合うほぼ毎回。
学習能力もないのだ。
未学習単純バカ?
そして未学習単純バカな私は夫クンと付き合うことになったのだ。
ヽ(~~~ )ノ なんで?
これも ご縁ですな~~???