Wikipediaで日本でのバレンタインデーとチョコレートとの
歴史の起源について見たが、以下の説がある。
判然としていないのだが・・・。


■神戸モロゾフ製菓(現在のモロゾフ)説

東京で発行されていた英字新聞『ザ・ジャパン・アドバタイザー』
1936年2月12日付けに同社が広告を掲載したことを重視するものである。
「あなたのバレンタイン(=愛しい方)にチョコレートを贈りましょう」
というコピーの広告であった。
確認されている最も古い“バレンタインデーにはチョコを”の広告である。


■メリーチョコレートカムパニー & 伊勢丹説

同社が1958年2月に伊勢丹新宿本店で
「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったことを重視する説である。


■森永製菓説、伊勢丹説

1960年より森永製菓が「愛する人にチョコレートを贈りましょう」
と新聞広告を出し、さらに伊勢丹が1965年に
バレンタインデーのフェアを開催し、これがバレンタインデー普及の
契機となったとする説がある。
しかし、「バレンタインデー」の文字がある広告が、
1956年の西武百貨店や松屋の新聞広告や、
1959年の松坂屋の新聞広告にも掲載されており、
デパート業界では伊勢丹が最初というわけではない。


■ソニープラザ説

ソニー創業者の盛田昭夫は、
1968年に自社の関連輸入雑貨専門店ソニープラザが
チョコレートを贈ることを流行させようと試みたことをもって
「日本のバレンタインデーはうちが作った」としている。

ただいずれにしても、すぐに大きな反響があったわけではなく、
商品もあまり売れなかったようである。

各種の説があるが、バレンタインデーが日本社会に普及したあとに、
自社宣伝のために主張されたために誇張も含まれると思われる。

総じて昭和30年代には、「バレンタインデーの贈答品はチョコレート」
とする意識はまだなかった。

当時のバレンタインデーの新聞広告によると、
購入を勧める贈答品にチョコレートは登場しなかった。

森永製菓の広告ですら、チョコレートは贈答品のおまけとして
位置付けられていた。

バレンタインデーの起源の一つとされる1960年の森永製菓の新聞広告には、
「チョコレートを贈る日」ではなく、
「チョコレートを添えて(手紙などを)贈る日」として書かれていた。

バレンタインデーに贈答品を贈るのは誰かという点でも
女性に限定されていなかった。

ただ「愛の日」という点は強調されていた。

「愛」かぁ・・・う~ん・・・。

アラフォー女の愛の日はいつ?(笑)


I will 解放区


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