以前

「夜回り先生」の水谷修さんが、

覚せい剤中毒の人の脳は、

「24時間ずっと、覚せい剤のことを考え続けている。」

と話していたのをテレビで観た。

 

私もずっと

アトピー症状と

ステロイド軟こうのことで

頭がいっぱいだった。

常に考えていた。

 

ステロイド軟こうの効果は

もう期待できない状況だたが、

かと言って

他に替わる軟こうとかクリームはない。

 

何もつけかったら、

砂漠状態。

皮膚は動かないし、

強いツッパリ感で

何も手につかない。

 

かゆみと

熱感で、

どうにも我慢できない。

 

仕方なく

使ってしまう。

 

自己嫌悪。

もう・・・

ステロイド軟こうから

離れられないのか。

もしかして

一生?

 

ステロイド軟こうがないと

生きていけないのか?

 

そんなことって

あるのか?

 

こんな思いが

グルグルと

頭の中で

うごめいていた。

 

ステロイド軟こうを拒否したい気持ちと

いつのまにか依存症になっている恐怖。

 

「ドラッグ」と言われるクスリに

依存してしまっている人たちも

こんな気持ちだったのかも…

と、思うことがある。

 

たまたま

処方薬だっただけ。

 

生活に入り込み

生活の質や人生の質を

確実に低下させるという点では

似ていると思う。