~ホメオパシーでおひさまのように輝くあなたへ~

おひさまのたね代表

ホメオパシー療法家の田中智子です。

 

マヤズムについての最終回です。

 

↓病気の歴史の表です。

 

 

●癌傾向(マヤズム)

*ハーネマンさんは疥癬、梅毒、淋病の3つをマヤズムとしていました。

その後、結核や癌も流行し、抑圧されてきた歴史があり

マヤズム化していると考えられています。

 

西暦2000年に入り、癌がますます増えています。

日本では、2人に1人が癌になると言われています。

そして死因の第一位です。

国立がんセンターによると、

およそ5〜10%が遺伝性であるとされています。

DNA解析によると2%程度が、遺伝子によるものだそうです。

 

 

癌の原因については、様々な分野で様々な見解があります。

細胞の突然変異だとか、自浄作用の一環だとか。

私個人的には、

癌は自分を守るためのゴミ収集場になってくれている

のではないかと考えている訳ですが、

今回は、あくまで一般的な癌の定義による

「マヤズム」の解説をしたいと思います。

 

 

癌傾向(マヤズム)は、

ウィルス感染への

感受性が高いことがあげられます。

ここでいう「感染」は、ウィルスそのものと言うより、

ウィルスのエネルギー・周波数に協調しやすい傾向と

捉えるのがよいと思っています。

また、精神的、感情的な要因も大きくかかわってきます。

 

 

癌傾向(マヤズム)は、梅毒マヤズムと淋病マヤズムの合体です。

破壊傾向(梅毒マヤズム)+過剰(淋病マヤズム)です。

 

 

テーマは 破壊と増殖・過剰 です。

 

 

癌は、細胞の機能の破壊があります。

ミトコンドリアの破壊があり、代謝が乱れ、大量の酸が発生するため

細胞は本来の能力を失います。

癌は周囲を破壊し、組織を破壊していきます。(梅毒マヤズム的)

 

次に、全身に広がり、転移していきます。(淋病マヤズム的・増殖と過剰) 

 

進行の早い癌と遅い癌がありますが、

進行の早いものは破壊的(梅毒マヤズム)な癌です。

進行の遅いものは疥癬マヤズム的です。

 

 

癌傾向(マヤズム)は、ウィルス感染もあります。

ウィルスの侵入から身体を守ることができないのです。

これは梅毒マヤズム的な、 自己破壊的傾向を現します。

 

 

もう一つの大きな特徴として、 精神・感情レベルにあります。

厳しいしつけと教育によるものです。

自身の主権が尊重されず、

誰か他の人の影響下にあり、支配されています。

負の影響下で自己決定ができず、 

自分の人生を生きることができません。

この否定的な影響が人生を破壊し、

目的を全うすることができません。 

また、他者の影響を拒んだり、ノーと言ったり、

抵抗をすることが困難です。

服従的な性格で野心やアイデンティティを放棄しています。

アイデンティティの欠如、服従的な性格、

 確固たる人格構造の破壊があります。

 

 

【例】

癌、アレルギー、悪性貧血、

小児病が重症化しやすい、ヘルペス、

小さい時から責任を負わされている、

強すぎる責任感、厳しい親に育てられた(抑圧・支配)、

他人に支配されやすい、自分の境界線を引けない、

アイデンティティの喪失、人を喜ばそうとする、

期待に応えようとする、我慢する傾向、

感情を抑圧し表現しない、

優しい、同情的、チョコレートなど甘いものが好き

 

 

 

*癌になる人は「良い人」が多いそうです。

自分の欲求や言いたい事を我慢して、

周りに合わせてくれる「良い人」というイメージです。

周りにとっての「良い人」であり、

自分自身にとっては、我慢ばかりさせて、

過剰な責任を負わせていることになります。

我慢とは、自分の欲求を抑圧することであり

ストレスとは、自分の望みと違うことをすることで感じる感情です。

 

 

ホメオパシー的な見かたをすると、

癌の人は抑圧に次ぐ抑圧、抑圧の塊のような人を指します。

これ以上、抑圧できない!となった時の表現が、

破壊+増殖という過激な表れになってしまうのではないかと思います。

 

 

*ハーネマンさんは、

「感情の問題は、慢性病を作る最大の原因である」と言っています。

 

 

例えば、

悲しかったことを我慢する。なかったことにする。

として生きていくと、

実は悲しみへの感受性が高くなります。

悲しみという感情を無理に抑えている状態なので、

ちょっとした刺激で悲しみが湧き上がってきます。

しかし、それも又抑圧します。

本当は悲しいのだけど、表現することをしないでいると、

体が代わりに受け持ってくれるようになります。

抑圧された感情は、体に落ちます。

悲しみの臓器は「肺」です。

 

 

現代の社会は、波風をたてない、空気を読むとか、

自己の表現を嫌う風潮がありますよね。

上司や先生や親には歯向かわないとか。

反抗期が無かったとか。

そういった、

感情の抑圧を強いられる社会というのも、

2人に1人が癌になる日本を

作り出しているのかもしれないな、と感じてしまいます。

 

 

 

 

このような疾患・状況がご自身、または家系にあるかどうか。

もしいくつかあるようなら、

遺伝的な傾向としてご自身が持っている可能性があります。

 

この素因=遺伝的傾向=マヤズム へのアプローチが慢性病対応の鍵です💛

 

 

 

*病名は医師の診断名です。

*マヤズムは、セルフケアでは使いません。

*くれぐれも自己判断で取らないようにしてください。