原宿おひさまの会は、東京都心の公園で親たちが子どもを見守り、助け合いながら一緒に子育てをする自主保育の会です。
野外での自由遊びを主体にし、子どもたちがのびのびと区切りのない時間を過ごすことを大切にしています。子どもたちの「自分で生きる力」「自分から働きかけ喜びを創り出す力」を伸ばしていってほしいと考えています。
自分のことは自分で
自分の荷物は自分で持つ。着替えも自分でする。自分の気持ちは自分で言う。年齢に応じて必要な手助けを最小限にし、子どもの自立を促します。子どもへの手助けや声かけは、他の親が行うことでうまくいくことも多いです。
子どもを見守る
子どもたちの遊びやケンカには、なるべく手出し口出しをしないで子どもを見守ります。子どもが自分で考え、生きる力を身につける機会を尊重します。
危険が伴いそうな場合は、大人が中に入り重大な事故やケガを未然に防ぐように努めます。自分の子どもも他の子どもも「みんなおひさまの子ども」という気持ちで子どもへ注意・対応します。
一緒に子育て
自主保育では「親ひとりひとりが会の運営者であり責任者である」という意識のもとに、親同士が話し合いを重ね信頼関係を築くことが一番大切です。子ども同士の揉め事も、おたがいさまの大きな気持ちで。子育ての困ったことにも先輩母がヒントをくれます。みんなで声を掛け合い、助け合って一緒に子育てしましょう。子どもも大人も助け合って共に育つのが自主保育です。