怒りは出し入れ自在な道具である。
これはアドラーの言葉ですね。
怒りは特定の相手に、
ある目的を持って使われると言います。
まさに!と思った出来事があったのでご紹介しますね!
こんにちは! ヒナミエリです。
先日、寝坊をしてしまいました。
深~い眠りに入っているところで、
夫から「6時半だよ!」と布団を引っ張られました。
6時半は、朝ごはんが出来上がって家族を起こす時間です。
やばい!と飛び起きたのと同時に、
「起こし方がムカつく!!」とイラっとしたわたし。
ひとこと文句言わなきゃ!!と
瞬間湯沸かし器のように怒りが込み上げてリビングに起きて行くと、
リビングには長男の姿。
「学校間に合う?」と、機嫌の悪い声。
おや?
わたしの怒りの矛先、夫は?
寝室を覗いてみると、夫、ゴーゴー寝ています。
「今わたしを起こしたの、あんた(長男)?」
「そうだよ」
(ちょっとイライラしてる)
牛乳瓶の底のようなメガネをかけるわたしの視力と、
夫と体格が変わらない長男。
ハイ、見間違いでした。
わたしを起こしたのは長男だったんです。
それに気付いた瞬間、
わたしの怒りはプシュっと鎮火されました。
不機嫌な起こし方をしたのが夫なら怒り爆発、
長男なら怒り鎮火。
なんだそれって食卓のネタになりました。
怒りとは
出し入れ自在な自分の目的を果たすために使うテクニックの1つです。
つまり、
怒りという手段を使って、
人はなにをしたいのかっていうことなんですね。
・相手を思い通りに支配したい。
・自分がどれだけ傷ついたか知らせたい。
「怒り」を使うときには、そんな思いがあるかもしれませんね。
そして、その怒りを使うためには相手役が必要なんです。
今朝の出来事は、「まさに!」と思わず笑っちゃいました。
ちなみに、
長男がどうして不機嫌だったかというと、
6時半にごはんができてないなら
遅刻するんじゃないかって不安があったから。
「ご飯の前に身支度をして、準備の順番変えたら遅刻はしない」
そう説明したら、長男の怒りも鎮火。
怒りとは何か、を見た朝でした。
ダンナサマはもちろん、
こどもの心もキュキュっとわしづかみシートプレゼントしてます。
ブログよりもディープな内容になっちゃって
書いてて楽しい(笑) ぜひこちらから↑
長崎・佐世保 心理カウンセラー 日南絵里でした。