こんにちは！ 長崎・佐世保 色彩心理カウンセラー/カウンセラー養成講師 日南（ひなみ）絵里です。
サロンの玄関、インターホンの下にあるプランターです。
2月の初めにはこんな感じで。
3月の終わりにはこんな感じ。
ビオラが満開。
この白いもこもこしたアリッサムも
どんどん広がって、
香水のような上品ないい香りがします。
この香が終わったら、
みかんの花がまた違う香りを運んでくるので
しばらくうちのサロンはいい香りに包まれる季節なんですよ～。＾＾
玄関の前のスイートスプリングと八朔は
4月末くらいには花が咲いて
何とも言えない爽やかな香りがするんです。
このサロンをオープンしたのは
２０２０年７月。
コロナによる全国一斉休校があったときに
自宅サロンの限界を感じて
この仕事を辞めるか
サロンを持つか。
わたしにとっては人生を左右する究極の選択でした。
清水の舞台から飛び降りるような気持だったのですが
夫からは
「ダメなら即撤退すればいいだけの話。
深く考えずにとりあえずやってみたら？」
「患者さんを治すのは、残念ながら薬。
でもエリは薬を使わずにお客さんの人生をこれほどまでに変えられる。
これは本当にすごいことだからやめちゃいけないよ」
と背中を押され。
お客さまからも
「え？やめる必要あるの？」
なんて軽く返されて、
人生賭けるほどの選択じゃないことに気が付いたわけなんです。
コロナがいつまで続くか見当もつかなかった2020年。
こんなに長く影響受けるなんて、
この時には想像もしてなかったけど
このときにはもう
自宅サロンという選択は
私の中では無かったんです。
物件があるかないか。
これにわたしのすべてが賭けられました。
まず場所がないことにはなにも始まらない。
だけど、
これまでもさんざんあちこち探したけど見つからず。
そもそもテナント以外で「仕事用」に物件探すのって
めちゃくちゃハードル高いんですよね。
ここで物件が見つからなければ
これはもう「やめちゃいな」っていう
神さまの思し召し～ってことで諦めもつくかな、
と思って不動産会社に連絡してみたら。
あっさり数件紹介してもらって
いまのサロンに出会いました。
これまで何度探しても、何年探しててもダメだったのに
こんなにあっさり見つかるなんて。
わたしにはこの仕事を続ける道ができてるんだなって
身が引き締まる思いがしたんでした。
築50年以上。
古いなりに手入れされた家で。
庭はうっそうとしてるけど、
中に入ると光がたくさん取り込まれるような設計で
とても気持ちのいい家でした。
ちょっとオバケの気配はあったけど
（あったんですよ(笑)
わたしはオバケさえも自分のものの見方で
どうとでも変わると思ってるので
「この家ヤバいよ」と言われても
わたしには良い感じの座敷童だったり、
いつもドンと構えてそこにいらっしゃる品の良い方でした。
(なんだったら、
わたしの実家のほうがもっとヤバイのわんさかいたので。
このくらいなら全然大丈夫)
お客さまとの出会いをどんどん繋いでくれたのも
この家だと思うし
お客さまを受け入れて
心地の好い空間を作ってくれたのもこの家。
この家が合わないと疎遠になった方もいらっしゃいます。
自宅サロンからこのサロンに移ったとたん
ご縁が切れてしまった方もいます。
さみしいけれど
わたしにとっても卒業していく方たちだったのかなって
今となっては思うわけです。
自分のお城を持って
自分の仕事をさせていただいたこの家。
たくさんたくさん助けてくれたこの家とも
お別れのときが来ました。
この家も新しい展開を迎える準備に入ったのかもしれません。
わたしもステージが変わって来ているのかもしれません。
家との波長が噛み合わなくなってきたので
名残惜しいけれど、
この広く明るいサロンを去るのは寂しいけれど、
ここでいったんお別れです。
詳しいこと、
新しい展開はおいおいご紹介させてくださいね。
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長崎・佐世保 色彩心理カウンセラー 日南絵里でした。