学校に行かない理由が体調不良の場合、
頑張れ頑張れ！って言っていいのか迷うことはないですか？
こんにちは！ 長崎・佐世保 色彩心理カウンセラー/カウンセラー養成講師 日南（ひなみ）絵里です。
起立性調整障害や、
ホルモンバランスの乱れ
うつや統合失調症、
体調不良で学校に行くことができなくなった子に、
頑張れ頑張れ！
1時間でも行っておいで！と背中を押すのはどうしたものか、と思います。
一度「がんばれ」をやめて、治療に専念するか
学校に行く時間を調整した方がいいかもしれません。
具合悪いまま頑張って毎日行っても
ずーっと疲れているから回復する余裕がないのです。
こどもの人生は、小学校、中学校、高校で終わるわけじゃないので
小学校で無理させて長引くと
中学校に行けなくなることも。
高校ではすぐに出席日数や単位の問題で留年、退学が突き付けられてしまいます。
毎日具合悪いのに学校に行くよりも
思い切って一定期間休ませて
治療に専念する方が後々のことを考えるといいんじゃないかと思います。
この場合、
ある程度の治療終了期限を設けておくこともオススメします。
子どもにもこのあたりからは学校に行く、と
覚悟を決めてもらって、
体調の調整をして行くんです。
期限までに調整ができなかったら
また様子見ながら延長します。
学校に行きたくないから体調が悪くなっているのなら
この作戦で見通しが立ちます。
ちなみに、
統合失調症は中学生くらいで発症することがあります。
なにかおかしいな、と思ったら
先延ばしにしないで病院を受診してください。
統合失調症は早期発見、早期介入でうまく付き合っていくことができる病気です。
完治は難しいと言われていますが
精神科を受診することはハードルが高いかもしれないけれど
喘息と付き合うようなものです。
上手に対応して行きましょう。
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長崎・佐世保 色彩心理カウンセラー 日南絵里でした。