「これでおしまい」
篠田桃紅
以前買ったのに
まだ読んでませんでした
昨日夕方洗濯物を入れた流れで思い出して
あ~ちょっと見てみる?ってなって
表紙を開いてちょい読みし出したらばー
あらーあららららーーー
全部読んでしまいましたぁ
私が響いた言葉たちをご紹介
自分の生き方は
自分が生み出していかなければいけない。
誰かの影響を受けて
お手本のようにやっているっていうのは
ずうずうしすぎるし、横着すぎる。
自分で苦しんで、自分で摑んでいかなきゃ。
人は自由にどのように考えてもいいのです。
どのように考えてもいいどころではありません。
どのようにも考えなくてはいけない。
それが自分の人生を生きる鍵です。
人にこうして頂戴、ああして頂戴というのは
絶対に言いたくない。
私もまた人にこうして頂戴、ああして頂戴と
言われたくない。
真実くさいものが世の中を動かしている。
本当のことっていうのは世の中に
小指の先ほども伝わっていない。
「人という不思議なものに生まれてきて
不思議の大き世の中を見る」という
中原綾子の歌がある。
不思議が多いばかりか
不思議ばっかりですよね。
不思議じゃないものなんてないでしょ。
自分がしっかりある
自分とちゃんと向き合ってる
「自分がどう思うか」をものすごく大事にしていて凄いと思いました!!
でもそこめちゃくちゃ大事なことですよね!!
大人の言うことを聞かない少女時代だったそうです
みんなと同じ方向へ歩くのがとても嫌だったのだと
あ~なんかわかる
私も小学生の頃に
近所の子たちと遊んでても
嫌になると帰ってきちゃってました
自分の嫌をガマンできない
自分の嫌をガマンし続けると身体壊す
自分の嫌には敏感がいいよね
ご両親の口癖がまた素敵
試験の成績など人間の価値に関係ない
人となり、心がけの方が大事
なるほどなあ
「二河白道」。
火の河と荒ぶる水のあいだに一筋、
白い細い道がある。
それを見つけて生きるのが人生である
という比喩。
白の細い道
そこ歩きたいですねえ
自由奔放に生きれば火に落ちて火傷する。
石橋を叩いてばかりだと荒ぶる水の河にさらわれる。
人間はどちらの河にも落ちやすい。
ひえー
何でも良いほうに解釈する。
良いほうに解釈して人に感謝していると
自分自身も幸せな気分になれますよ。
愚痴もなくなるし。
そう!そう!
それはホントそうだと思うー
めちゃくちゃ素敵な本でした
本当にありがとうございました