子どもが喜びのあまり興奮している姿を見て
「たいしたことないでしょ。調子にのらないの!」とはねつけたり
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悲しくて泣きじゃくる子どもに
「そんなことで泣くんじゃない!」と否定したり
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「なんでそんなことでイライラするの?」と
怒る子どもに怒ったり
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子どもの気持ちを否定したことはありませんか?
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子ども達が小さかった頃
私は疲れているときや余裕のないときに
子どもからネガティブな感情を見せられると、イライラして反応していました。
そういったときは、たいてい感情と感情がぶつかって疲れるだけ。
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でも、子どもの気持ちをジャッジすることなく
ただあるがままの気持ちを受け止める
それだけで、子どもは落ち着きを取り戻すことも多かったです。
そして落ち着いて話し合うことができました。
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書籍「子どもとの関係が変わる
自分の親に読んでほしかった本」
フィリッパ・ペリー(日本経済出版)には、こんな一節が書いてあります。
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『子どもの感情を無視したり否定したりしつづけていると、先々の心の健康を害する可能性があります』
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なぜ感情をあるがままに受け入れることが重要なのかというと
『感情と直感は密接につながっているので、感情を否定すると、子どもの直感を鈍らせてしまう危険があります。子どもの直感は身の安全を守るために必要です』と本書では説明されています。
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気持ちを否定され続けていると
表現してはいけない、表現しても意味がないと学び
表現すること自体に身の危険を感じるようになる。
次第に気持ちを封印し表現しないようになります。
表現しないと自分が何にどう感じているのか、自分でもわからなくなるのです。
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何が嫌で何が不快なのか
何に困っているのか
自分の気持ちがわからないと
自分を大切にした選択をすることができなくなっていきます。
自分を大切にするために怒る必要のある場面だとしても・・・
「上手に怒れない」のです。
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だから、小さな頃から
気持ちに向き合う習慣をつくってほしいのです。
子どもの周りにいる親や先生は
子どもの気持ちを受け止めてあげてほしいのです。
もちろん、おもちゃを投げるとか、友達を叩くとか
その「行動」には叱る必要がありますが
「気持ち」は受け止めてあげてほしいのです。
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2歳からできるアンガーマネジメントポスターは
子どもが自分の気持ちに気づき、言葉にできるツールです。
子ども達には、気持ちを表現して受け止められる経験が必要です。
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家庭で保育現場で
活用していただけると嬉しいです。
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連日の猛暑のなかで子育てしている親御さん!
働く皆さん、本当にお疲れ様です!!
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今週は対面での研修が続き、毎朝6時半に家を出て
週末はオンラインというスケジュールだったのですが
それでも私は子育ての方が大変だったなぁと今振り返っています。^^;
日本アンガーマネジメント協会監修の
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