見てきましたよー。
 
去年、ちょうどこれを撮影してる頃は作ちゃんのことはあんまり認識してなかったんですね。
MステDVD収録の密着のときに、地方に行ってるためぶっつけ本番になっちゃう作ちゃんのことを優斗が「作ちゃんなら大丈夫」と言っていたのを見て、あぁすごい頼もしい子なんだなぁと思ったぐらい。
後日、作ちゃんを認識して、この映画が発表されて、「優斗が言ってた撮影はこれだったのかぁ」と思って、公開を楽しみにしていました。
 
『モヤモヤする』とか『共感できないかも』とか、宣伝文句がこんな感じだったので、原作には触れずに初見。
 
私は、綺麗な映画だと思いました。
 
人間のすごーくすごーく根っこのダークな部分が綺麗な描写で中和されてる感じ。
 
けど、誰でもこんな感情持ってない?って。
負の感情の静かなぶつけ合いの描写が美しいなぁと思いました。
言葉が綺麗。
 
私、わりと「年齢の割に人生を達観してるよね」って言われる性格で(笑)
どの登場人物にも共感できる部分があって、見心地の悪さは感じませんでした。
 
こんな風には生きられないけどね。
昔から、無難に無難に過ごしてきたタイプなので。
けど、こんな風に、全てをぶつけたり、全てをぶつけられたりするの、ちょっとうらやましいなぁとも思いました。
 
作ちゃん、映画初出演がこの作品なの、大正解だと思います。
たとえ君、とっても素敵でした。
 
この美しさ、原作をどのように映画化したのか気になったので帰りに本屋さんで文庫本を購入。
今ね、通勤中は「手紙」、家では「invert」読んでるからいつ開けるかわからないけど。
なるべく映画が記憶にあるうちに読みたい。
そして、明日から多忙になる仕事が落ち着いてまだ公開してたらもう1回ぐらい見たいなぁ。
 
あと、パンフも購入。
ひらいた瞬間、美しい作ちゃんが飛び込んできます。