計5公演。
あとにも先にも、こんなに同じ公演に、しかも大阪に、足を運ぶことはないでしょう。
単純に「龍太くんの門出!」って申し込んだチケットも、あれよあれよとお芝居そのものに感動し、駿河太郎さんの彦八に心奪われ、休みの度に足を運ぶ結果となりました。
最初はまだ力が入っていた龍太くんのお芝居も、だんだん力みがなくなって、柔らかいぼんぼんな武左衛門そのものになっていって、その過程がすごく嬉しかったし誇らしかったです。
最後の挨拶で「甘やかされて楽しかった」と笑った顔は久しぶりに見る次男坊なお顔でしたが。
甘やかされただけでなくて、きっといろんなアドバイスをもらって、教えてもらって、いっぱい勉強できたんだろうなぁと思います。
そして、3月公演の宣伝をしなかった龍太くんの姿に、いよいよこれから一人の道を歩き始めたんだなぁと実感しました。
文ちゃんに会いに行くのはいつだろう。
文ちゃんになんて言われるんだろうね。
たぶん「アカンで」って言われるんだろうな。
文ちゃんは絶対、龍太くん褒めないよね。
褒めたら満足しちゃうのわかってるから。
満足したら止まっちゃうから。
『文一くんと同じ土俵に立ちたい』。
ぜひ立ってもらいたい。
まだまだ小さな一歩。
大きくなっていく姿を、これからも観ていきたい。
そんな風に思わせてくれた武左衛門さんでした。
お疲れさま。
本当に、お疲れさまでした。
素晴らしかったよ。
でも、ちょっと休んだら、また次の目標に向かって突き進んでね。
ちゃんとついていくからね。
ついていって大丈夫なんだって、そう思ったからね。
素敵な武左衛門さんを、ありがとうございました。