前回のつづき。
第2話。 

成人式も無事に終わり、娘は大学のため帰っていきました。 本当に成人式終わったのかな、、なんて。
成人式を迎えたのは私じゃなくて我が子なんだけど💦
なんかまだ夢の中にいるみたい。

そう、思わせてしまうのは、きっと。
この過去5年間が、いや高校に子供達が進学してから、
いや、もっとさかのぼるなら25年間が、あっという間だったから。
1日1日にしたら本当に毎日が長く感じるけど。
過ぎてしまえばそれは夢のように一瞬です。

兄妹4番目の次女。
上の子3人が喧嘩をすることはほとんどありませんでした。喧嘩するとしたら火付け役は次女。
兄と姉の言うことは聞かない、逆らう、口答えする。
怒られても責められても、泣くかと思えばこれがまた泣いた事がない。しかも、親に怒られても泣かないからめっぽう強いのかと思っていました。

私もまた、次女とは毎日バトル。
彼女との歯車が合わなくなったのは、小学3年生になってからでした。そう、反抗期がこの時期始まったからです。それから長い長い時をお互い過ごしていくことになります。
反抗期なんてすぐに終わると思っていました。少しばかりの辛抱だと。ですが彼女の反抗期は高校を卒業するまで続きました。
毎日が苦痛に感じたのはいつからだったでしょうか。。あの子と顔を合わせるのがしんどい時期がどれくらい続いたでしょうか。
「ありがとうもごめんなさい」も言えない娘。
でも、外面だけは良くて。
営業マンか⁉️ってなくらいに。
この子とは一生うまく行かないのかもしれないと、お腹を痛めて産んだ子なのに、同じ兄妹なのに、と何度思ったことか分かりません。
歩み寄ろうと努力してもうまく行かない。
毎日のそんな繰り返しに私も疲れていました。
その間をいつも取り持ってくれたのが長女。
その存在は大きかったと思います。

高校卒業して親元を離れて進学。
ありがたい事に長女と同じ場所へ行った妹。
心配する私に「あとは私に任せて」と言ってくれた長女。彼女に託すことにしました。

ここ、2年で大きく変わりました。
娘たちはお互いの良いところを伸ばし、
力を合わせて生活し、次女は大きく成長。
今では私とも喧嘩をすることはなくなり、
買い物行ったり、相談事したり、ものづくりの話したり一緒にやってみたり。あの辛い数年が嘘のように仲良くしてます💕

私が親であること。
娘が子であること。
事実上はそうであることは絶対に変わらない。

親であれ子であれ「人」である事も変わらない。
小さくても「一人の人、感情を持った人間」

次女からそれを大きく学んだ気がします。

親だから偉いわけではなく、
親だから当たり前でもなく、
親だから力があるわけでもなく、
親だから絶対じゃない。

親であるのは子がいてくれるから、
親になれたのは子ができたから、
親にしてくれたのは子供達。

その事を大きく学んだのが「反抗期」だったと思います。
しんどかったけど、辛かったけど、
あの子を殺して自分も死のうか?と思ったこともあったけど。
次女の成長みて涙しないことはなかった。

子育ても波乱万丈である方が感動も大きいようです😊