赤い落ち葉


夏 雪






見ていたいのは   君の笑顔

いつも   いつまでも


それから

君の心の奥底も

そこに

笑顔はないとしても


その暗い場所を

苦しみを   悲しみを


見つめることができるのかな?

わかることができるのかな?

和らげることはできるのかな?


問いの答えがNoだとしたら

生きてる意味が   砕けてしまうとしても





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そんな心配を余所に

君はのんびり   笑って



赤く色づいた落ち葉は

風穴を開けていて


そこから覗く秋の光


なにもかも色づき朽ちて

そこに風が通るから


君のことを好きな心も

熟れて落ちて 空いた穴に

その笑顔が通るから


秋が好きだと伝えよう

君を好きだと伝えよう


答えがNoなら

砕けてしまう心のままで


声を出して   瞳を見つめて

伝えよう

「大好き」なのだと









写真は自分で撮ったもの。

5年前の11月に書いた詩です^^

少し、手直しをしましたが

私の愛の形は、こうなんだなぁと。

相手を好きでいる。

好きになれる人がいる。

その気持ちが日々を幸福にしてくれる。

それが独りよがりな

悲しい片恋に終わったとしても

幸せを願える人がいる幸福を、これからも

詠んでいきたい。

というのも
↓この曲を聴いて
そんな感覚を思い出したのです。
名曲と言われながら
ちゃんと聴いていなかったけど
こんな雰囲気の詩が理想です。
書けるようになりたいなぁ*°♡




♬ シンシア ♬ 原田知世




英訳は

推敲を楽しくできる

良いきっかけになるので

続けています^^







Red fallen leaves


夏 雪

All I want to see is your smile.

Always and forever.


And then...

And the depths of your heart.

And there

Even if there's no smile


That dark place

The pain, the sadness.


Can you look into it?

Can we understand it?

Can we ease it?


If the answer to the question is no

Even if the meaning of life is shattered

Putting all these worries aside

You're smiling, taking it easy.


The red-coloured fallen leaves

The red-coloured fallen leaves have made a hole in the wind


Autumn light peeking through


Everything has changed colour and decayed