深く染まりゆく


夏 雪



飛ぶ夢を見たくて

思う存分飛べる場所を見つけたくて

また 旅に出る

わたしの背中には翼がないけれど



レプリカの夢の果実は 苦い

辛くももぎとった事実は 清々しい

茹だる暑さの中で 眩暈

胸の奥が絞られるように 疼き

檸檬に似た果汁が染みる 痛み



自分の現実が何処に有るのか?

目を逸らさずに見つめた場所に

希望は存在している



そんなあたりまえのことに

ようやく気づいて滲んでいく光



いま「恥ずかしい自分」と ようやく

正面から目を合わせているんだ



いつまでも無くならず共に在り続ける

そんな不安と

ゆっくり少しずつ 手を繋いでいくんだ












♬ ダリア ♬ adieu









多忙のため更新が開いてしまいました。

前記事にいいねをくださった皆さま
いつも読んでくださっている皆さま

ほんとうにありがとうございますクローバー



誕生日に息子に貰った花。

今月は、というか、5月からずっと
行き帰りの自転車漕ぎながら
父の記憶がすごく蘇って

ああ。
父が、側にいてくれてるんだなぁって。
ものすごく、感じていました。

結婚して、離れてからは
辛い時、悩んでる時いつも、味方になってくれた父にも、ありがとうって毎日
呟く日々でした。