このところ江戸文化について興味があって本を読んだり、美術館や博物館に行ってみたり
中でも浮世絵の美人画がよいのだわぁ~っとお熱あがりまくり。
蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)は浮世絵の版元で今で言うとプロデューサーみたいな人。
実在の人物が登場する小説「蔦重の教え」はサラッと読めて面白かった~
3月に八王子の美術館で見た浮世絵の中に、色白で面長の男性が女性に取り囲まれる忠臣蔵の一場面を模した作品があって、「喜多川歌麿」の自画像じゃないかと言われてるらしいんだけど、小説の中に出てくる歌麿は全然風貌が違ったりする
他にも後の葛飾北斎や、東洲斎写楽がチラッと登場したりして写楽はまだはっきりした人物特定が出来ていない謎の浮世絵師らしいので小説の中では
ふ~ん、なるほどね~って感じの描かれ方をしてます。
んで、興味を持ち始めると不思議と関連情報が耳に入ってくるもので
66年ぶりに喜多川歌麿の浮世絵が見つかった修復が終わって一般公開されるらしい
って聞いたら見たくなっちゃうじゃない
しかも「雪月花」三部作のうちの二作はアメリカの美術館に収蔵されていて見たくてもそう簡単には見れないし・・・
場所は箱根、期間は4月4日~6月30日 う~行きたい~
土日祝は混むから、平日で日帰り~
うなっていたら日にちがポッカリ空いた
神様ありがと~
というわけで、プチ弾丸ツアー決行してきました。
2013年に出来たばかりの新しい美術館です。
入場料とかは普通の美術館と比べてちょっと高いかも、携帯やデジカメ、飲み物なんかはロッカーに預けなきゃダメだし、空港にあるような荷物と身体のチェックゲートがあります
でもね、5階建てで広くって陶磁器、絵画、工芸、彫刻いろんなものが展示されてる。
館内入ってすぐのところに、で~~~~かいパネル作品があって見上げても全貌がわからない(笑)
帰るときに気がついたんだけど、外の足湯カフェに行くと作品全体が見れる
足湯に浸かりながら、お茶飲んでゆっくり鑑賞してくださいってことね、足湯は別料金だけどww
美術品に興味が無くても名前くらいは聞いたことあるよって人の作品がいっぱい見れます。
そして、肝心の歌麿は
もぉ~「深川の雪」素敵
普通の浮世絵とはサイズからして違いますから、縦2メートル横3メートルくらいの浮世絵なんて見たことないもん
さらに行ってみてワォってなったのが18禁のコーナーがあって「葛飾北斎の波千鳥」が見れたこと
多分、美術館でも春画って珍しいんじゃないかと思う。
アタクシ、もっともっといろんな浮世絵みてみた~いとテンション上がりまくりです
長生きしたらアメリカにある「品川の月」「吉原の花」も見れるチャンスが出てくるかも~って(笑)
箱根は美術館たくさんありますよね、また行きたいな~今度はできればゆっくりと