観まして、
ぃゃぃゃぃゃ、
これは、、、
30年も前の作品ですが、時の流れを超えるって、こういうことを言うんですかね
安直な物言いですが、、、
とても、とても、せつない、、、かったです。
せつなくて、ショックで、おどろいて、でも素晴らしくて、映画は終わるけど、グレイプ一家のこの先の未来に希望を感じられたのが救い。
グレイプ家の家族1人1人、体験したこと、感じてきたもの、背負ってるもの、クセなどなど、それぞれに違うだろうけど、どの人にも感情移入できる余地があったなぁ
困難があっても協同できる人が近くにいて、ギルバート(ジョニー・デップ)が潰れてしまわなくてよかった、家族それぞれが進んでいくことができて、よかった、ほっとした。
ギルバートには家を出ていった長兄がいるらしいけど、その兄については、どんな人か、どんな思いがあったのかは、全くかわからない。家を見放した様に見ようと思えば見えるけれど、その人なりに精一杯生きようとした結果なのかもしれない。
ギルバートの弟で、障害を持ったアーニーを演じてるレオナルド・ディカプリオは、本当にアーニーという男の子がいるとしか思えないくらい、アーニーそのものに見えて、ただただ感嘆しました。
1つだけ言うとしたら、、、グレイプ家のママのこと。最低限の生活を送るためのサポートは子どもたち総出でやっていたと思うのですが、ママのハートが荒みきる前に、荒むがままに任せず、心の回復を手助けする手立てはなかったのだろうか、、、。もちろん本人がそれを希望すれば、の話で、押しつけることなどできないのですが。
子が子らしく奔放に暮らせず、父親や母親の代わりを担わざるを得ない状況。役割というものについて、とても考えてしまう作品でした。
ジョニー・デップの出演作品は
「チャーリーとチョコレート工場」
「オリエント急行殺人事件」
しか見たことなくて、
(「ギルバート・グレイプ」のあとに「Dr.パルナサスの鏡」を観たんですけどそれは一旦さておき&感想は特に書かなそう^^;)
脚色映えするお顔立ちなのかもしれませんが、何の飾りもない、田舎町のいち青年を演じるジョニー・デップ、高感度アップでした。こういう市井の人を演じてる作品が(あるのなら)観てみたい。
思えばこの作品は、「ショーシャンクの空に」はいいよと教えてくれた旧友が、「ギルバート・グレイプ」もいい、と、当時話してくれていました。がその頃は音楽へ、すごく、ものすごーく傾倒していった頃で映画に気がまわらず、こんな、2024年、令和6年にもなって、「ギルバート・グレイプ」ヨカッタ!なにこれクーッ!と胸熱くなった次第です。
映画の舞台はアメリカのアイオワ州でした。
旅してみたいなアメリカ〜
「ギルバート・グレイプ」
日本での公開は1994年
今朝も満開
太陽サンサン
今日も1日、お元気で