今月、4月12日〜14日

中国の呉江(ウージアン)で行われた

クライミングのワールドカップで

スピードクライミングの男子世界記録が

1日で2度更新されました。

(スポーツクライミングの簡単な説明は一番最後にメモ鉛筆

 

 


何が驚いたって

同じ選手が!

1度目のトライで世界記録を出し

2度目のトライでそれを上回る世界記録を出すってああた、

インターバル多少はあるにせよ、

回復力、筋力、どんだけパワーあるのー!って感じでした。

 

 

 

記録を出したのは

米国アメリカSamuel Watson選手

(以下、サム・ワトソン表記で書きます)

 

 

 

予選1回目で

4.859秒という世界記録を出し

(それまでの記録は4.9秒)

 

 

 

予選の2回目で

4.798秒

(自分の記録を即ぬりかえ)

 

 

 

サム・ワトソンの2回のトライ

世界記録ハイライト映像

全1分30秒

SPEED CLIMBING WORLD RECORD

Samuel Watson

2024 Wujiang

 

 

 

スタートの瞬間、全身を大きくしならせて飛び出して行くフォームが特徴に見えました。

 

 

 

スピードクライミング、男女全選手のトライを見たところ、男子は5秒台前半を出す選手も多くて、レベルが一層上がってる印象でした。

最後の3ステップくらいで一気に跳躍しきって!僅差で逆転する人もちらほら。本当に僅かの差。。。

 

 

 

で、対戦を見れば見るほど抱いてしまったフライング疑惑。。。

 

 

 

(スピードクライミングは、足元にあるパネルを片足で踏んでスタンバイ態勢をとって、「ブッ、プッ、プーン」の合図音が鳴ってスタートをきります。音の他に、青いランプが点灯するのも合図になってます。

足が速くパネルを離れてしまうと「即退場」になってしまうルールで、フライングする選手が意外と少ないのも驚きでした。女子の予選で一発退場になってしまった選手がいました、、。)

 

 

 

で、上の映像、サム・ワトソンの2本目のトライは、どう見ても明らかに合図音が鳴り終わる前にスタートしちゃってます。なんなら隣りの選手もつられたのか、2人とも超フライングしてるよね!!

 

 

 

スロー再生すると余計ハッキリフライングしてて、最後の「プーン」が鳴り終わった時点でもう数メートル登ってて、こりゃあ世界記録だって出るだろうよ!素人目にもわかるようなフライングがなぜ記録になってるのかモヤモヤモヤモヤ、、、

1度気付くと、その後もフライング気味の選手がけっこういて、どうなってるのや?

 

 

 

コメント欄を見てみると、Google翻訳がへんてこですが、お1人何か書いてる人がいました、、、、、、、

もしかして?と思い、音声を消して見てみると、青いランプの点灯とスタートはぴったし合っていてフライングじゃない!

 

 

 

どうやら音声と映像がズレてるため、フライングに見えてしまってるらしい、、、とわかってスッキリ!

それにしてもワールドカップとか、こんな大事な映像で音がズレてるって。。。。どして??

 

 

 

なんやかんやでしたが、解決してよかったフライング疑惑でした。

 

 

 

 

 

 

(Ameblo内のYouTube検索が機能してないので、HTMLで貼り付け)

 

 

スピードクライミング 呉江2024

男女【予選】

Speed qualifications Wujiang 2024

 

 

予選は

男子59人出場

女子44人出場

ここから、男女とも、

上位タイムの16人が決勝トーナメントへ。

 

 

 

 

 

 

男子

【決勝トーナメント】

Speed Finals Wujiang Mens 2024

IFSC World Cup

 

 

決勝トーナメントは1対1で、負けたら終わりで、サム・ワトソン選手は決勝まで進みましたが惜しくも2位でした。

 

 

日本人で決勝に進んだのは、男子の日本記録(5秒07秒)を保持している大政涼選手1人だけで、トーナメントの1回戦(準々々決勝)でサム・ワトソンと対戦して負けてしまったけど、タイムでは大健闘して見えました。

 

 

 

 

 

女子

【決勝トーナメント】

Speed Finals Wujiang Womens 2024

IFSC World Cup

 

 

女子は世界記録保持の

アレクサンドラ・ミロスラフ選手

世界記録と同じタイムで強し

 

 

 

アレクサンドラ・ミロスラフは

東京オリンピック決勝では

・スピード 1位(当時の世界記録)

・ボルダー 8位(最下位)

・リード 8位(ダントツ最下位)

総合4位という。

 

 

 

(反対に、スピードでイマイチでも、リード、ボルダーで強さを見せて銀、銅、になったのは野中選手と、野口選手

 

 

 

パリ・オリンピックでは

「スピード」

「ボルダーとリード」

と2種目に分かれるので、得意分野により特化したチャレンジができるんだろうなと思われます。

東京オリンピックで大変胸熱な解説をしていた平山ユージ氏の話がまた聞けけたら嬉しい。

 

 

 

 

 

鉛筆2024年4月15日現在の世界記録

(日本記録)

 

男子

4.79秒 サム・ワトソン

(5秒07秒 大政涼)

 

女子

6.24秒 アレクサンドラ・ミロスラフ

(7秒43秒 林かりん)

 

 

 

 

地球今大会を見ていて気になったこと地球

 

 

まじかるクラウン黒縁メガネの選手の方、メガネはずれたりしないのかな?視界に影響出ないのかな?

 

 

 

まじかるクラウンスタートぎりぎりまで耳栓してる選手(「耳からうどんたらしてる」タイプじゃなくて、昔ながらの耳栓に見えました)

 

 

 

まじかるクラウン髪を大きなおだんごヘア2つにまとめて、そこに暖色のリボンを編み込んで(かわいいハート)リボンと同系色のヘッドフォンをスタートぎりぎりまで付けてる選手

 

 

 

まじかるクラウンインドネシアの女子選手は頭から首にかけてスカーフを付けていて、腕も足も長い丈でお肌を極力出さないスタイルでしたが、1人だけスカーフも無しで肌を出してる選手がいたのは宗教が違うのかな?

 

 

 

まじかるクラウン日本のユニフォームはスポンサー企業のロゴの入り方がダントツに目立ってて見た目が、、、。

他国でもスポンサーのマーク多めの国ありましたが、色が統一されててデザインとしてとけ込んでました。

スポンサーマークが入ってない国の選手は、遠征費用や練習費用を、どう賄っているのでしょうか。何かしら援助があるのだろうか?

ちなみに日本のロゴは、ノースフェース、住友商事、三井不動産、DMG MORI(←小林克也さんの声が聴こえてくる音符)でした。

 

 

このフランスの選手のスポンサーがDESCENTE(デサント)だったら、かなりイケてるコラボに思えますスター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鉛筆スポーツクライミング・メモ鉛筆

(パリオリンピックもこのルールかどうかは不明)

 

 

星スピード

ホールドの配置は世界共通、フライングは即退場、高さ15m、壁は5度前傾、命綱あり

 

 

星ボルダー

表現がボルダリングからボルダーに変わった、ホールドの設定は大会によって違う、各課題を制限時間内なら何度やり直してもいい、完登、又は途中のポイント通過によって得点を稼ぐ、命綱なし

 

 

星リード

ホールドの設定は大会によって変わる、より高い支点まで進めると高得点、落下した地点がポイントになる、開始前に壁を見てどう登るかイメージするための時間があり、中には双眼鏡でホールドを見たり、他国の選手とどう登るか話し合う人もいる、命綱あり

 

 

 

 

 

スピードクライミングは、ロープでぐいぐい上に引っ張り上げられてる様に見えるかもですが、あれ、素人だと本当に一手も登れないくらい、超〜〜〜重力!壁、前傾してるし!

腕より足の力が大切な様にも見えます。

 

 

 

クライミングとアーチェリーは永遠に見てられるくらいハラハラな緊張感とカッコよさがグッときます乙女のトキメキ

 

 

 

 

同じ山でも、混み混みのルートと、空き空きのルートがあるらしい。

連休山に行かれる皆さん、楽しい時間になりますように。

 

 

またあしたもお元気で流れ星流れ星