(記憶違いしていた所があり、そこは訂正・割愛しました。たぶん誰にも気づかれない位だと思うのですが。)

 

 

 

桜木町駅から地下道くぐってすぐ、

横浜にぎわい座

 

(「動物園通り」からアクセスしてみました)

 

 

 

会場は、芸能ホールではなく、のげシャーレで、こちらは初めて行きました。

 

 

 

柳家花いちさんの高座は(配信を除くと)5度目にして私にとっては初めての独演会でした花束花束

 

 

 

 

 

 

 

開演前の場内BGMの中に、「スーダラ節」を三線と太鼓で演奏したインストがあって、思わず鼻歌したくなる様な、めっちゃ陽気な選曲でした音符

 

 

 

神奈川県内では定番にしている会場が幾つかあるそうで、桜木町は花いちさんも初めてとの事。

これまでの苦労、この日の逆境をも、シッカリ笑いにもってく枕に始まり、古典と新作、両方聞けました。

 

 

 

もっと近場の会場でも落語会やってるけど、三席も聞けて、やっぱ独演会に行けてよかった!!

 

 

 

 

 

 

ダルマ「真田小僧」

久しぶりの花いちさんなんだ、と、思い出していく、花いちワールドに入っていく心地で、お茶目でちゃっかり者の、かわいいキンボー。

 

 

 

ダルマ「土産話」

花いちさんの可笑しみがいっぱい詰まった新作落語、楽しかった〜〜。

 

奥さん同士の掛け合いも、好きな感じのお噺でした。(女性を演じる様子が好きな噺家さん、何人かいますが、何なんでしょう、あの面白さ。)

川が出てくる下りとか、思わず笑ってしまい、大満足でした。

 

 

 

ダルマ「井戸の茶碗」

冒頭の「くず〜い」の第一声からして、現代に生きる名人達(志の輔さん的な)の重厚さとは、ひと味違う、

追い詰められ板挟みになってしまうからこそ本領発揮される花いちさんのちょっと困った風情、軽さが、そこが、面白かったでした。

 

 

 

ダルマ「死ぬほど律儀」

ゲストの柳家花飛(かっとび)さんは初めましてでした。

なんつー名前なんだ!笑、と思ったら、まさかのツヤッとしたリーゼント風の髪型で登場、こんな噺家さん初めて見ただよっ。それにナオさんか!と心でツッコミ。(ナオ・デストラーデさんを彷彿とさせたので。)

 

 

 

そうかと思えば低音ボイスで落ち着いた、真面目そうな語り口や、私生活(個人情報)など、色々ギャップあり。

そんなマジメそうな方がやる、超律儀な男の噺「死ぬほど律儀」は新作落語ですよね?!

 

 

 

これ何も知らないで聞いたから、終わってからタイトルを知ってなるほど、と思ったけど、先にタイトルを知ってしまうと、ある意味ネタバレになるのでは?(そんな事言ったら落語なんて聞けないか?)

急カーブ曲がってからのオチ。花飛さん、名前も人柄も着物の合わせ方も、記憶に残りそうな方でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花いちさんを見てると、人間って「挙動不審で危うげな感じ」と「堂々として落ち着いた感じ」は同居可能なんだ、と思えてくる、この人の新作また聞きたいな〜〜!!と思う噺家さんです。なので、たまに古典を聞くと、「あ、古典もできるんだ」って毎回新鮮に驚いてしまう。

 

 

 

最近「教頭先生600人」の前で講演をするという機会があったそうで、しかもテーマはコミュニケーションについて。

御本人も「自分でいいのかな?」って思ったそうで、私も瞬時にそう思いました。

 

 

 

、、、と、さっきから失礼な事をたくさん言ってるかもですが、

例えるなら、、、

「花いちさんのいる所に争いごとは起きない」と形容したくなる様な、柔らかで親しみやすそうな雰囲気をまとったお方で、

ちなみに先輩師匠方いわく「人が立ち入らない所に踏み込んでいく男」、「インドネシアの郵便局員」など、以上書ける範囲で。

 

 

 

 

 

ぽってりフラワーぽってりフラワーぽってりフラワー

 

 

 

 

花いちさんが真打ちに昇進する時、名前をどうするか、師匠(柳家花緑)と色んなやり取りをしたっていう余談がとても好きなんですが、それを新たな角度から聞けたのも嬉しかったでした。

 

今回は話に出ませんでしたが、御本人からの提案で「柳家花いちっ」ていう名前があって、仮の決定で1週間程その名前で過ごしてみて、自分では上に向けて跳ねていくイメージだったのが、舌打ちしてるみたいだと周りから大反対されたという話、本当に大好きです。

 

 

 

 

ぽってりフラワーぽってりフラワーぽってりフラワー

 

 

 

 

前回にぎわい座に行ったのは、忘れもしない羽生結弦選手が、オリンピックで2度目の金メダルを獲得した日でした。 

 

 

 

神田松之丞(現・伯山)せんせの独演会で、前座の立川かしめさんの後、松之丞さんの出番と羽生選手の出場時間が思いっっ切りかぶってしまい、ホワイエでワンセグで五輪中継観るか?観たいな!!と本気で葛藤したのが忘れられません。冒頭こそ(羽生君)どうなってるかなぁ、という邪念がよぎり落ち着かなかったですが、まぁ流石の高座でありんした。

 

 

 

 

記念に

 

 

 

 

 

 

今日は見事な雲海の下に、いつもの筑波山が見えた他に、今まで気づかなかった山が見えて!!

距離感と山容からは日光白根山かなと思いましたが、もう少し東だったので、女峰山あたりかなぁ。おそるべし関東平野の平らっぷり!!

 

 

 

 

そんな遠くまでよく見えるほどに、冷えこみが増しておりますが

皆さま、あしたもスイスイ〜とお元気で流れ星流れ星